シチリア風アランチーニ(ライスコロッケ)

シチリア風アランチーニ(ライスコロッケ)

岡村 光晃シェフのレシピ

コツ・ポイント

ライスコロッケは表面が色付くまで油で揚げたら引き上げ、オーブンで10分程焼きます。高温で揚げ続けると爆発するので、温度は180℃くらいで。
お米を7分炊きしておくことで、調理時間を短縮。
パン粉が付いた状態で、冷凍可能です。
※調理時間は、荒熱をとる時間を除きます。

材料

3人前(3個)
調理時間: 約30分

■サフランリゾット  
玉ねぎ ▶みじん切り 1/2 
▶7分炊きで炊いておく 400g 
バター ▶5g×2で用意する 10g 
サフラン ▶水で戻しておく 3g 
ブイヨン ▶加減みて量は調節 150cc 
パルメザンチーズ ▶多めがまとまりやすい 30g 
■具材  
ミートソース(市販) ▶電子レンジでチンして、水分をとばしておく 大さじ3 
モッツァレラチーズ ▶3cm角切り 3ケ 
グリンピース 6個 
オリーブオイル 適量 
■衣  
パン粉 ▶乾燥したフランスパンをミキサーで回す。なければ市販のパン粉で 適量 
小麦粉 適量 
▶ときほぐす 1個 
揚げ油 適量 

作り方

  • STEP 1

    【サフランリゾット】玉ねぎをバター(5g)でしんなりするまで炒め、そこに米を入れて再度炒める。

  • STEP 2

    サフランを戻し汁ごと入れ、ブイヨンを加減をみつつ少しずつ入れる。※ごはんは硬めに仕上げる。
    そこにバター(5g)・パルメザンチーズを入れ、よくかき混ぜる。

  • STEP 3

    皿(バット)にリゾットを移し、常温で熱を取る(30分ぐらい)。表面が乾かないように、上にクッキングペーパーをひく。※冷やすと、チーズでごはんがまとまる。

  • STEP 4

    手にオリーブオイルを塗り、リゾットを手に取り、中にミートソース・モッツァレラチーズ・グリンピースを入れ握って成形。冷凍庫に入れ、一度落ち着かせる。

  • STEP 5

    握ったリゾットに、小麦粉・卵・小麦粉・パン粉の順に付ける。180℃に熱した油で揚げる。

  • STEP 6

    色づいたら、すぐに引き上げて、170℃のオーブンで10分焼く。※オーブンの温度は高すぎず低すぎず。盛り付けて完成。

  • STEP 7

    【ライスコロッケについて】
    アランチーニ=サフランリゾットにミートソース・チーズの入ったシチリア風ライスコロッケ。語源「オレンジ」のように丸く拳ほどの大きさ。

  • STEP 8

    スップリ=私たちがお店でみかける、トマトベースのリゾットでチーズの入ったローマ風ライスコロッケ。俵型が多い。

岡村 光晃

岡村 光晃シェフ

1974年静岡県生まれ。 洋食店等での経験ののち、本格的にイタリア料理を始めたのは26歳。姉妹店「ピアットスズキ」のオーナーシェフ鈴木弥平氏のもとでイタリアンの基礎を学び、2009年より現在の「トラットリア ケ パッキア」の料理長となる。 2012年11月、フジテレビ「アイアンシェフ」に出演。フレンチのアイアンシェフ・須賀洋介氏にキノコ料理で挑む。 「基本があってその上に基本がある」をモットーにお客様と向き合う毎日。 お店はイタリア中部に位置する、トスカーナ州の田舎の家庭をイメージした内装。お客様がくつろげる空間と、アットホームなおもてなしを大事にしている。 「モダンなものより、普通のイタリア人が食べて育ったような定番」をテーマに、「力強い」且つ「繊細」な料理を提供している「超・正統派」トラットリア。

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