サモサ(じゃがいもとグリーンピースのサモサ)

サモサ(じゃがいもとグリーンピースのサモサ)

柴崎 武志シェフのレシピ

コツ・ポイント

インドの軽食「サモサ」。具材はいろいろありますが、このレシピではアルマタール(アル=じゃがいも、マタール=グリーンピース)を包みます。
生地に使う薄力粉を炒って水分をほどよく飛ばすことで、さっくりと仕上がります。ターメリックを練り込み、鮮やかな黄色に仕上げます。

材料

14個分
調理時間: 約60分

■具材・アルマタール  
じゃがいも(男爵) ▶1.5cm角に切り、柔らかくなるまで下茹でする 700g 
玉ねぎ ▶1.5cm角に切る 1/3個 
グリンピース ▶下茹でしておく 50g 
しょうが ▶みじん切り 20g 
にんにく ▶みじん切り 1片 
10g 
ヒン(Hing) 適量 
オリーブオイル 適量 
■ホールスパイス  
メティシード 3g 
クミンシード 5g 
コリアンダーシード 5g 
鷹の爪 3本 
■パウダースパイス  
ターメリック 5g 
クミン 5g 
コリアンダー 5g 
パプリカ 5g 
■サモサ生地  
薄力粉 250g 
▶※仕上がりの硬さで加減する 50~70cc 
ターメリック 2g 
クミンシード 2g 
少々 
サラダ油 少量 
■トッピング  
アチャール ▶なければ、トマトケチャップでも美味しい 適量 

作り方

  • 【具材・アルマタール】オリーブオイル、メティシード、鷹の爪を火にかけ、香りを出す。鷹の爪の色が黒くなってきたらクミンシードとコリアンダーシードを加える。

    STEP 1

    【具材・アルマタール】オリーブオイル、メティシード、鷹の爪を火にかけ、香りを出す。鷹の爪の色が黒くなってきたらクミンシードとコリアンダーシードを加える。

  • しょうが、にんにく、玉ねぎを加え、炒める。たまねぎが透き通ってきたらOK。(あめ色まで炒める必要なし)

    STEP 2

    しょうが、にんにく、玉ねぎを加え、炒める。たまねぎが透き通ってきたらOK。(あめ色まで炒める必要なし)

  • 玉ねぎが透明になったら、じゃがいも、グリンピース、パウダースパイスを加えて炒める。※スパイスは焦がさないように注意。

    STEP 3

    玉ねぎが透明になったら、じゃがいも、グリンピース、パウダースパイスを加えて炒める。※スパイスは焦がさないように注意。

  • 水(分量外)を少量入れ、塩を加えて混ぜ、フタをする。火入れは弱火で、じゃがいもが潰れるくらいになったらOK。

    STEP 4

    水(分量外)を少量入れ、塩を加えて混ぜ、フタをする。火入れは弱火で、じゃがいもが潰れるくらいになったらOK。

  • 【サモサ生地】中火で薄力粉を軽く炒る。この一手間でサクッとした触感に仕上がる。
わずかに色がついてきたらボウルにあけ、冷ましておく。

    STEP 5

    【サモサ生地】中火で薄力粉を軽く炒る。この一手間でサクッとした触感に仕上がる。
    わずかに色がついてきたらボウルにあけ、冷ましておく。

  • 薄力粉が冷めたら、ターメリック、クミンシードを混ぜ、サラダ油を加えてさらに混ぜる。手で油のかたまりを潰すようにする。

    STEP 6

    薄力粉が冷めたら、ターメリック、クミンシードを混ぜ、サラダ油を加えてさらに混ぜる。手で油のかたまりを潰すようにする。

  • 水をまず少量だけ加えて、全体にまわるように混ぜる。

    STEP 7

    水をまず少量だけ加えて、全体にまわるように混ぜる。

  • 水分が均一にまわったら、残りの水を2,3回に分けて加える。生地の色をみて、黄色が薄いようであればターメリック(分量外)を追加する。

    STEP 8

    水分が均一にまわったら、残りの水を2,3回に分けて加える。生地の色をみて、黄色が薄いようであればターメリック(分量外)を追加する。

  • 根気よく混ぜていくとまとまる。ビニール袋やラップなどで包んで乾燥をふせぎ、常温で20分ほど寝かせる。

    STEP 9

    根気よく混ぜていくとまとまる。ビニール袋やラップなどで包んで乾燥をふせぎ、常温で20分ほど寝かせる。

  • 寝かした生地を棒状にし、7等分にカットする。

    STEP 10

    寝かした生地を棒状にし、7等分にカットする。

  • 切った断面を上にして、手のひらで上から押す。そのとき、外側が薄くなるようにする。

    STEP 11

    切った断面を上にして、手のひらで上から押す。そのとき、外側が薄くなるようにする。

  • 打ち粉をして、麺棒を上下に動かして2mm厚に伸ばす。Step11のときに外を薄く内側を厚くしておくことで、伸ばした時に楕円になり、成形がしやすくなる。

    STEP 12

    打ち粉をして、麺棒を上下に動かして2mm厚に伸ばす。Step11のときに外を薄く内側を厚くしておくことで、伸ばした時に楕円になり、成形がしやすくなる。

  • 伸ばした生地を重ねて、長い辺を横に置いて半分に切る。

    STEP 13

    伸ばした生地を重ねて、長い辺を横に置いて半分に切る。

  • ボウルに水を用意する。切り口を上にして手のひらにのせ、切り口側に指で水を塗り、右側の切り口の裏にも水をつける。右側の角を外円の2/3くらいの所にもってくる。

    STEP 14

    ボウルに水を用意する。切り口を上にして手のひらにのせ、切り口側に指で水を塗り、右側の切り口の裏にも水をつける。右側の角を外円の2/3くらいの所にもってくる。

  • 左側を円錐をつくるように、右側にもってきて生地をあわせる。このとき、1/3の生地は重なっている。生地にアルマタールを6割ほど詰める。

    STEP 15

    左側を円錐をつくるように、右側にもってきて生地をあわせる。このとき、1/3の生地は重なっている。生地にアルマタールを6割ほど詰める。

  • 生地をあわせた時にできるラインを手前側、中央でキープして作ることがポイント。

    STEP 16

    生地をあわせた時にできるラインを手前側、中央でキープして作ることがポイント。

  • ラインと反対側の生地でフタをするように、閉じる。台の上に置き、閉じた箇所を指で押さえて安定させる。

    STEP 17

    ラインと反対側の生地でフタをするように、閉じる。台の上に置き、閉じた箇所を指で押さえて安定させる。

  • 綴じ目をフォークで押して線をつけ、しっかりと閉じる。

    STEP 18

    綴じ目をフォークで押して線をつけ、しっかりと閉じる。

  • 160℃のサラダ油で3~4分ほど浮いてくるまで揚げる。揚がったら器に盛り、アチャール(またはトマトケチャップ)を添えて完成。

    STEP 19

    160℃のサラダ油で3~4分ほど浮いてくるまで揚げる。揚がったら器に盛り、アチャール(またはトマトケチャップ)を添えて完成。

柴崎 武志

柴崎 武志シェフ

1970年、千葉県出身。 1985年に父親が始めた「カレーレストラン シバ」をオープン当初から手伝い、現在はお店の代表を務める。古代からインドで受け継がれてきたアーユルヴェーダの生きる知恵に教わり、日本から東南アジア、インド、ネパールまで広い食文化をみつめ、食のあり方を問いながらカレーを作り続ける。 数々のシバ秘伝のレシピを大切にしながら、薬効を秘めたおいしい生薬、薬味でもある風味豊かなスパイスのナチュラルフードを使った料理を提供している。

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