野菜の白和え(白酢和え)

野菜の白和え(白酢和え)

鈴木 邦昌シェフのレシピ

コツ・ポイント

食材の切り方や下ごしらえの仕方、出汁の使い方など、様々な調理の要素を含む料理です。
具材ひとつひとつの下ごしらえを丁寧に行い、下味や水分の調整を施すことで、それぞれの味を引き出しながら、白和えの衣で一つにまとめます。
※調理時間に、乾物を戻す時間は含みません。

材料

4人前
調理時間: 約30分

木綿豆腐 ▶湯通し後ガーゼ等に包み、約20分重しをして水分を抜く 300g 
胡麻 ▶煎っておく 40g 
練り胡麻 大さじ1 
40g 
薄口醤油 20g 
味醂 14g 
砂糖 30g 
少々 
胡瓜 ▶ささ打ち後多めの塩でもむ。塩抜き後ガーゼ等で良く水分を取る 1本(70g) 
人参 ▶食感を出すため繊維にそって千切りし、塩ゆでする 10g 
■干椎茸の下準備(干椎茸煮)  
干し椎茸 ▶水洗いし、一晩水につけて戻す(戻ると約30gに) 6g 
椎茸の戻し汁 ▶椎茸がひたひたにかぶるくらいが目安 約200cc 
砂糖 大さじ1 
濃口醤油 大さじ1 
■蒟蒻の下準備  
蒟蒻 ▶湯通ししておく 20g 
出汁(精進出汁) 50cc 
醤油 5g 
少々 
砂糖 5g 
■飾り付け  
枝豆 ▶塩ゆでし、一粒一粒薄皮をむいておく 適量 

作り方

  • STEP 1

    【干椎茸】鍋に調味料を入れて火にかけ、戻した干椎茸を煎り煮する。
    【蒟蒻】鍋に調味料を入れて火にかけ、湯通しした蒟蒻を煮て、薄く下味をつける。

  • 【白和え衣】すり鉢に胡麻を入れ、軽くつぶしたら練り胡麻を入れ、ごまの粒がなくなり粘りが出るまで良くすりつぶす。(練り胡麻を加えることで時短になる)

    STEP 2

    【白和え衣】すり鉢に胡麻を入れ、軽くつぶしたら練り胡麻を入れ、ごまの粒がなくなり粘りが出るまで良くすりつぶす。(練り胡麻を加えることで時短になる)

  • 砂糖・酢・醤油・味醂・塩を入れて混ぜる。そこへしっかり水気を切った豆腐を入れて良く混ぜる。ここで味をみて、微調整する。

    STEP 3

    砂糖・酢・醤油・味醂・塩を入れて混ぜる。そこへしっかり水気を切った豆腐を入れて良く混ぜる。ここで味をみて、微調整する。

  • きめの細かい裏ごし用のざるで裏ごしする。
※フードプロセッサーにかけてから裏ごしすると早い。可能なら一晩ねかせてからかけると、より馴染みが良い。

    STEP 4

    きめの細かい裏ごし用のざるで裏ごしする。
    ※フードプロセッサーにかけてから裏ごしすると早い。可能なら一晩ねかせてからかけると、より馴染みが良い。

  • 白和えの衣は、裏ごしすることでより滑らかになり、口当たりがよくなる。

    STEP 5

    白和えの衣は、裏ごしすることでより滑らかになり、口当たりがよくなる。

  • しっかり水気を切った具材を全て入れ、混ぜる。味をみて酢で調整する。
※酢で酸味を上げるとさっぱりし夏向きに、胡麻を増やし甘味を上げると冬向きになる。

    STEP 6

    しっかり水気を切った具材を全て入れ、混ぜる。味をみて酢で調整する。
    ※酢で酸味を上げるとさっぱりし夏向きに、胡麻を増やし甘味を上げると冬向きになる。

  • 器に盛り、枝豆を飾り付ければ完成。
※春はわらび、秋は柿など、季節によって飾り付けを変えると良い。

    STEP 7

    器に盛り、枝豆を飾り付ければ完成。
    ※春はわらび、秋は柿など、季節によって飾り付けを変えると良い。

鈴木 邦昌

鈴木 邦昌シェフ

16歳の時、京都の「泉仙」に入店し、料理人・山本鶴之助氏(故人)に師事。精進料理、京会席、茶懐石のいろはを学び、料理人としての腕を磨く。そのかたわら、イタリアンやフレンチ、中華など、多彩なジャンルの料理にも触れ、知見を広める。 1989年に「泉仙 銀座店」の店長に昇格し、1995年からは「泉仙 世田谷店」の店長に就任。2013年に独立し、世田谷店舗を譲り受けると共に泉仙が明治4年に創業した名称「泉竹」も譲り受けて開店。30年以上にわたり培った技、師匠から受け継いだもてなしの心を大切に、精進料理、京会席料理、茶懐石料理の伝統と様式の異なる世界遺産和食を供している。

みんなのおいしかった!

  • 見た目の割に高難度で奥深くフレンチのよう

    PrincessGodzilla

関連レシピ

このレシピを見た人は
こんなレシピも見ています