鯖のインパデッラ(鯖のフライパン焼き)

鯖のインパデッラ(鯖のフライパン焼き)

中東 俊文シェフのレシピ

コツ・ポイント

北イタリアでよく食される鯖を使い、フライパンで気軽にできる魚料理をご紹介します。
鯖は新鮮なものを用意します。大胆に筒切りでOK。そして鯖全体に粉をまぶし、表面をカリッと焼くことがポイントです。鯖の旨味を中に閉じ込めるとともに、レモン汁やソースがからみやすくなる役割をします。

材料

2人前
調理時間: 約20分

▶内臓を取り、厚さ2cmの筒切りにする ※新鮮なものを用意 300g 
適量 
コショウ 適量 
薄力粉 適量 
ピュアオリーブオイル 20g 
ニンニク ▶皮付きのまま包丁の背等で押しつぶす 1片 
マジョラムの軸 ▶葉をこそぎ、葉と軸に分けておく 3g 
イタリアンパセリの軸 ▶葉をこそぎ、葉と軸に分けておく 2g 
レモン 1/4個 
■ハーブソース  
マジョラムの葉 ▶粗みじん切り 同上 
イタリアンパセリの葉 ▶粗みじん切り 同上 
にんにく ▶皮をむき包丁の背等で押しつぶした後、粗みじん切り 1片 
ケッパー ▶刻む 5g 
EXヴァージンオイル 20g 

作り方

  • 筒切りにした鯖(厚さ2cm程が最適)に塩・コショウをし、全体に薄力粉をしっかりとまぶす。

    STEP 1

    筒切りにした鯖(厚さ2cm程が最適)に塩・コショウをし、全体に薄力粉をしっかりとまぶす。

  • フライパン(厚手のココットなど)にピュアオリーブオイルをひき、ニンニク・マジョラムの軸・イタリアンパセリの軸を入れて火にかける。中火で熱しオイルに香りを移す。

    STEP 2

    フライパン(厚手のココットなど)にピュアオリーブオイルをひき、ニンニク・マジョラムの軸・イタリアンパセリの軸を入れて火にかける。中火で熱しオイルに香りを移す。

  • 軸とニンニクを端によせて、鯖を並べる。やや強めの火加減で、粉がはがれないようにいじらず、置いたままじっくり焼く(片面3~4分が目安)焦げないように注意する。

    STEP 3

    軸とニンニクを端によせて、鯖を並べる。やや強めの火加減で、粉がはがれないようにいじらず、置いたままじっくり焼く(片面3~4分が目安)焦げないように注意する。

  • 表面がカリッと焼けたらひっくり返し、もう片面も同様に焼く。軸とニンニクは焦げないように魚の上へ。

    STEP 4

    表面がカリッと焼けたらひっくり返し、もう片面も同様に焼く。軸とニンニクは焦げないように魚の上へ。

  • 両面がしっかり焼けたら、上からレモンの絞り汁をかけ、仕上げる。

    STEP 5

    両面がしっかり焼けたら、上からレモンの絞り汁をかけ、仕上げる。

  • 【ハーブソース】鯖を焼く間に準備。ボウルにハーブソースの材料を全て入れ、混ぜておく。

    STEP 6

    【ハーブソース】鯖を焼く間に準備。ボウルにハーブソースの材料を全て入れ、混ぜておく。

  • 皿に焼きあがった鯖を盛りつけ、ハーブソースをかけて完成。

    STEP 7

    皿に焼きあがった鯖を盛りつけ、ハーブソースをかけて完成。

  • ※この料理に合うお勧めワイン※ ピエモンテ州ガヴィ村の「GAVI Nicola Bergaglio」柑橘系でフレッシュ。鯖の脂を流してくれる、相性の良いワイン。

    STEP 8

    ※この料理に合うお勧めワイン※ ピエモンテ州ガヴィ村の「GAVI Nicola Bergaglio」柑橘系でフレッシュ。鯖の脂を流してくれる、相性の良いワイン。

中東 俊文

中東 俊文シェフ

1982年、京都府生まれ。京都の名店「草喰なかひがし」の店主を父に持ち、幼少の頃から料理に慣れ親しんで育つ。18歳で単身渡伊し、シエナの【Ristorante Arnolfo】をはじめ、トスカーナ州とピエモンテ州のミシュランガイド星付き店を中心に経験を積む。さらにフランスや国内の名店でも腕を振るい技を培い、2016年に独立。西麻布に【erba da nakahigashi】を開業する。 産地に赴き厳選して仕入れた食材を用い、独創的かつ色彩豊かなイタリア料理の味はもちろん、特注の和の器と合わせた演出も美しい。「新進気鋭の料理人」として注目されている。

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