基本のパスタレシピ
アルデンテとは”半生”という状態
粉の旨味という視点からでは本来しっかり火が入ったほうが美味しい。半生が美味しいというのではなく、粉が一番おいしい状況を考えてつくることです。
Point1.ソースは「絡める」のではなく「吸わせる」
パスタはスポンジのようなもの。
パスタがソースを吸い上げる余地がある状態で茹で汁から引き揚げ、お湯を切り、ソースとあわせると、
パスタにソースが吸い込まれていきます。
Point2.フライパンの中にどれくらいパスタがいるのか
フライパンの中で何分パスタにソースをからませるかによって、茹で時間は違います。
例えば、基本茹で時間6分のパスタなら、茹で汁で5分、フライパンの中で1分ソースと和える。
同じ6分でも、少し固めに仕上がります。(ソースのオイルがパスタに入る水分を妨げるため)
Point3.最終的に茹で時間はお好みで
イタリアといっても地方によって茹で加減は違います。
南は非常に固めで、北はしっかり茹で上げているものが多いです。
シェフの一言
同じメーカーのパスタを使い続けてほしいです。
パスタによって、調理のタイミングは微妙に違うので、前回はおいしくできたのに、今回は同じやり方なのにうまくいかない、ということに。
最低1年は同じメーカのパスタを使い、感覚をつかみましょう。