シェフごはんコラム

ふるふる食感で夏を乗り切る!アレンジプリンのレシピ3種

半袖に袖を通すと、恋しくなるのは冷たいスイーツ。
なかでもプリンは、子どもから大人まで、どの世代にも鉄板の人気! 
作り方や混ぜるもので、ふるふる・しっとりと様々な食感を楽しめます。
今回は、とろとろ食感のプリンや、かぼちゃプリン、マンゴープリンというアレンジプリンのレシピ3種を紹介します。

マンゴープリン

マンゴープリン

中国料理の定番デザートといえば、マンゴープリン。香港のレストランで作られ始め、日本では21 世紀になって広がったという、実は新しいデザートです。
「銀座 芳園」横尾博志総料理長が教えてくれたのは、ババロアに近い食感のマンゴープリン。オーブンを使わず、ゼラチンで冷やし固めるだけの簡単レシピです。
生のマンゴーが安く手に入ったら、ピュレとして使うと一段とフレッシュ感が出ておいしく! 種と皮を取りのぞき、ミキサーなどでピュレ状にして使います。

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アンファン(とろけるプリン)

アンファン(とろけるプリン)

日本やフランスのレストランやパティスリーで修業して独立。フランス菓子の温故知新をはかる「リベルターブル」森田一頼シェフが紹介するのは、とろとろ食感のプリン。
食感をつくるポイントは牛乳の温度。卵や生クリーム、グラニュー糖が混じり合うよう、50℃で合わせるのがポイントです。果物を飾れば華やかに! 
お酒が入っておらず、カラメルもジュレ状で苦すぎない工夫が。「アンファン(子ども)」の名前通り、子どものおやつにもおすすめのレシピです。

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かぼちゃのココナッツプディング

かぼちゃのココナッツプディング

かぼちゃのプリンを教えてくれたのは、野菜料理に定評のある「菜食志向」土屋英明シェフ。ココナッツの香りと、ほろ苦いカラメルが、かぼちゃの甘みを引き立てます。
なめらか食感にするポイントは混ぜ方! 空気を含ませないようにゆっくりと混ぜましょう。オーブンで一定温度にし、湯煎焼きで作るため、“す”も空きにくいレシピです。
大型の器で作ると、大人数でのホームパーティの際、デザートのケーキ代わりとしてテーブルを賑わせてくれます。

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いかがでしょうか? 湯せんや温度などの基本をマスターすれば、失敗の少ないプリン。今年の夏は様々なアレンジを楽しんでみましょう。

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