シェフごはんコラム
初めての人も安心! 刺身の基本がわかる3 品
まぐろの漬け丼
煮切り醤油に魚を漬けて、熟成させる「づけ」。醤油の塩分で魚の水分が抜けて、旨味が凝縮します。
まぐろ以外にも、カツオ、アジなどの光物、白身魚とあらゆる魚種にも応用できるレシピ。刺身を多く買ってしまったときなどに覚えておくと便利ですね。
ちなみに「漬け」はそのまま食べるほか、衣もつけて揚げてもおいしい、と戸川さん。ビールのおつまみにもぴったりです!
鯛の昆布じめ
昆布で魚を挟むことで、魚の水分を吸い取り、昆布の旨味を移す「昆布じめ」。薄めで幅広の日高昆布で作るのがオススメです。
鯛の昆布じめは、わさび醤油のほか、ゴマだれ鯛茶漬けにしてもおいしくいただけます。「しめた魚を刻み、カイワレ大根、きゅうりの千切り、三つ葉などと和えて、サラダ風にアレンジしてもおいしいですよ」(戸川さん)。
ぐんとプロの味に近づく魚仕事の「一手間」。始めてみると、こんなに簡単で、こんなに味が変わるのかとビックリします。おすすめのアレンジ料理も教えていただいたので、ぜひ刺身料理を楽しんでください!