3瓶分(430ml)
 調理時間:
約30分
                                               
材料・調味料 分量 下準備
花山葵(はなわさび) 700グラム 鮮度の良いものを求めます 
塩 小さじ1杯  
砂糖 大さじ1杯と小さじ1 大さじ1杯は花山葵に揉み込む用 残りの小さじ1杯は調味液用 
湯 2リットル 必ず80度の温度 
濃口醤油 230cc  
みりん 75cc  
酒 75cc  
厚削り節 2枚  
コツ・ポイント
ポイントは3カ所 塩だけでなく砂糖も揉み込む事。辛味成分の組織に反応して辛味が増します。 もうひとつのポイントは湯の温度 必ず80度を計り10秒間。辛味成分は熱に弱いので刺激を与える程度で大丈夫です。そして最後のポイントは必ず直ぐに密閉容器に移すこと。辛味や香りが長持ちします  

Recipe

  1. STEP1

    まず密閉容器を準備しておく。 今回は430ml容器を3つ用意しました。 焼酎やアルコールで消毒しておくとなお良いでしょう。

  2. STEP2

    調味液を先に作っておきます。 濃口醤油、みりん、酒、砂糖を鍋に入れ沸かし、 厚削り節を入れて ひと煮立ちしたら常温まで冷ましておく。

  3. STEP3

    花山葵は鮮度の良いものを求めます。 切り口からアクが回ったり、花が萎れているものだと辛味や香りが少し出にくくなります。

  4. STEP4

    花山葵を水洗いし、 4センチ程度にザク切りにしてボウルに入れます。 大きめで余裕があるボウルがいいと思います。

  5. STEP5

    砂糖大さじ1杯と小さじ1杯の塩を揉み込みます。 花山葵に刺激を与えて怒らせます。 この時はまだわかりにくいですが、この作業は後々とても重要になってきます。

  6. STEP6

    鍋に80度のお湯を測って用意しておきます。 色々試した結果、この温度がポイントです。 70度でも90度でも香りや辛味が少し弱かったように思います。

  7. STEP7

    花山葵をすぐ冷ませるように、あらかじめ氷水を準備しておくと良いです。

  8. STEP8

    80度のお湯を ボウルの花山葵の中にヒタヒタになるように入れ 10秒間軽くかき混ぜながら刺激を与えます。 完全に火を通す目的ではないので、すぐザルで水切りする

  9. STEP9

    氷水に落とし、冷水にて軽く冷まします。 水にさらし過ぎると辛味が飛ぶので、手で水気が絞れる温度になったらザルあげしてしまいます。

  10. STEP10

    最初に用意した密閉容器に水気を絞った花山葵を詰め、なるべく早く蓋をしましょう。 このまま冷蔵庫に入れ、 3時間ほど待ちます。 まだ調味液を入れてはいけません。

  11. STEP11

    3時間ほど経つと辛味と香りが瓶の中で回り、蓋を開けた途端ツーンッとした香りがします。合わせておいた調味液を容器に入れ、再度 蓋をします。

  12. STEP12

    容器を軽く振ってあげます。振ってあげることによって 空気と反応して花山葵さんが怒り始め、辛味や香りを出してくれます 一晩冷蔵庫に保存しましょう。

  13. STEP13

    一晩経つと、花山葵が調味液と馴染んで漬かってきます。 もう食べても大丈夫です。日に日に少しずつ辛味や香りが減ってきますがこのまま瓶で2週間程美味しく食べれます。

  14. STEP14

    花山葵の花を少しとっておいてお皿に添えたりすると、より美しい料理になるでしょう。 調味液に酢を加えても美味しいですし、日持ちも良くなったりします。お好みでどうぞ