キウイ
甘みと酸味のバランスがちょうどよく、独特の食感、食べやすさから人気の高いキウイ。ニュージーランド産というイメージが強いですが、国産の生産量も伸びています。国内生産量は、愛媛が20%以上でトップを占め、次いで、福岡、和歌山となっています。(※1)栄養面での評価も高く、その健康・美容効果から、近年特に女性に人気の果物となっています。たんぱく質を分解する働きがあるため、お肉料理などの下ごしらえの際にキウイの果汁をお肉にふりかけておくと、お肉の内部のたんぱく質細胞が分解され、柔らかくすることができます。そのまま食べるのはもちろん、サラダの具材として使用したり、他の果物とともにミキサーにかけてジュースにしたり、酸味を生かしてシャーベットにするのもおすすめです。
(※1)農林水産省農林水産統計2014年
食材のトリビア情報
- 【美味しく食べるための切り方とは?】
- キウイの実は、枝についていた側がかたく、下になっていた側が甘いと言われています。切って食べる場合は、横に輪切りにするのではなく縦に切ることによって、均一な甘さを楽しむことができます。
知っておきたい基礎知識
旬な時期 | 通年 |
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栄養素トピックス | ビタミンCを豊富に含みます。ビタミンCは熱に弱いですが、キウイは生食できるのでしっかり吸収することができます。また、食物繊維も豊富なので、美容と健康に気を遣う方にはおすすめの食材です。(※1) (※1)日本食品標準成分表2015年版(七訂)ビタミンC、食物繊維 |
選び方 | 皮の茶色いうぶ毛が全体に均一に密に生えているものは良質です。軽く握って弾力とやわらかさを感じることができれば、食べ頃です。 |
保存 | 追熟させる場合は常温で保存します。長期保存する場合は、保存袋に入れて野菜室に入れると1~2週間はもちます。 |
調理ポイント | 固く未熟なものは、常温で保存して追熟させます。りんごと一緒に袋に入れると早く熟します。キウイは酵素が強いので、大量に手で皮を剥く場合は、酵素で手が痛くならないようにゴム手袋をしたほうがよいでしょう。 |
品種や種類 | 世界で最も多く栽培され、日本でも主要な品種は「ヘイワード」。果肉は黄緑色で、グリーンキウイとして親しまれています。果肉が黄色の「ゴールデンキウイ」は、ヘイワードと比べると、やや甘味が強いのが特徴です。 |
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