Hotel's Brunch

ホテルオークラ東京 西洋料理「テラスレストラン」小澤弘幸シェフから学ぶ アイツマイター

2019年春、高層ホテルに生まれ変わる『ホテルオークラ東京』。

虎ノ門の高台に建つ『ホテルオークラ東京』は1962年に開業した日本の名ホテルの代表格。世界的な人気ホテルランキングに顔を出す常連であり、その魅力は欧米のホテルの模倣ではない、和の心に満ちた日本らしいオリジナリティー溢れる施設、超一流のおもてなし。なまこ壁など日本情緒を感じる荘厳な建物や、ソフトなランターンの光に満たされた本館メインロビー、案内を表示するクラシカルな字体など、計算しつくされたカンファタブルな和の空間は、全てのゲストを暖かく包み込みます。多くの世界のセレブリティに愛されてきた『ホテルオークラ東京』本館は来年8月末にクロ-ズ。2019年春には高層建築として生まれ変わり、新装オープンすることになりました。既に本館建替えまでの記念事業『This is Okura』300 Days Projectがスタート、本館の魅力を伝えるライトアップイベントを始め、宿泊、飲食など様々な角度から、『ホテルオークラ東京』のラストステージを体感できるプランが登場します。この機会にぜひオークラが半世紀をかけて培ってきた和の精神、ホスピタリティ、一流のダイニングを心ゆくまで味わうのはいかがでしょうか。

2019年春、高層ホテルに生まれ変わる『ホテルオークラ東京』。

朝食からディナーまで豊富なメニューが揃う庭園レストラン。

『ホテルオークラ東京』には直営のフランス料理や日本料理、中国料理など、洗練された味わいで人気が高いレストランやコーヒーショップが揃っています。朝食ブッフェからビジネスランチ、そして豪華なディナーまで、豊富なメニューを揃えているのが、本館1階の西洋料理『テラスレストラン』。

開業当時、名うての庭園師、岩城亘太郎氏が丹精込めて作り上げた素晴らしい和風庭園を眺めながらの食事は、このレストランをリピートする方が多い理由にも。そしてオークラらしいアレンジを加えた各国料理の数々は常に人気の的です。「『テラスレストラン』と言えば、『伝統のローストビーフ』です。開業以来の伝統の味であり、誇りを持っておつくりしている一品です。約10キロの塊肉にうまさを閉じ込めながらじっくり焼き、お客様の目の前でカットしてサーブします」(小澤弘幸シェフ)。

クリスマスシーズンには、この逸品ローストビーフのディナーをセットしても良さそう。なお、残念ながら『テラスレストラン』はホテル建替えに伴い、来年8月にクローズ。名庭園も無くなるそうなので、ぜひお早目にお出かけください。

ご予約・お問い合わせ:03-3505-6072

開業当時から変わらない不動の人気、BLTサンドウィッチ。

開業当時から変わらない不動の人気、BLTサンドウィッチ。

コツ・ポイント

朝食ブッフェからビジネスランチ、そして豪華なディナーまで、豊富なメニューを揃え、ひときわ豊かなダイニングを楽しめる本館1階の『テラスレストラン』。

小澤シェフのお勧めは、数あるサンドウィッチメニューの中から『BLTサンドウィッチ』。ホテルベーカリーの特製パンのトースト具合、クリスピーに焼いたベーコンと瑞々しい野菜のハーモニー、そして食べやすくカットされた盛りつけ。どこをとってもパーフェクト!です。

もうひとつのトーストサンド『クラブハウスサンドウィッチ』と並ぶ開業以来の人気メニューとか。そしてシェフが教えて下さるブランチメニューは「アイツマイター」。オランダの代表的朝食でもあるオープンサンドで、『ホテルオークラアムステルダム』勤務時代に出会った料理だそうです。

「家庭でも作りますし、カフェやファーストフードの店でも食べられるポピュラーなメニューです。レシピではハムを使いましたが、具はチキンやベーコンでもいいですし、お好きなチーズでも構いません。いちばんのコツは目玉焼きを焼き過ぎないこと。トロリと出てくる黄身がおいしいソースになります」(小澤シェフ)

アイツマイター

レシピを見る

ホテルオークラ東京 西洋料理 テラスレストラン

ホテルオークラ東京 西洋料理 テラスレストラン

〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-10-4

ホテルオークラ東京 本館1F

Tel 03-3505-6072

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  • 文:北條尚子
  • 写真:大脇崇
  • (内観写真はホテル提供