Hotel's Brunch

ホテルオークラ東京 欧風料理「オーキッドルーム」 / 塚本伸次シェフから学ぶ オランダスタイルのパンケーキ『パネクーケン』

未来に向けて高層ホテルに生まれ変わる『ホテルオークラ東京』。

1964年の東京オリンピックを2年後に控え、1962年にオープンした『ホテルオークラ東京』。開業以来、日本を代表するホテルとして国際的にも高い評価を受け、多くのVIPを迎えてきました。先ごろ、長年愛されてきた本館部分を建替えする計画がアナウンスされ大きなニュースに。工事は2015年9月から始まり、現在の本館を利用できるのは2015年8月末まで。2019年春には高層建築になり、新しいホテルに生まれ変わります。現在、本館クローズまでの記念事業『This is Okura』300 Days Projectが始まっており、一人でも多くの方々が『ホテルオークラ東京』の魅力を改めて再認識できる様々なプランが用意されています。「建替え工事期間でも、別館は変わりなく営業します。飲食部門は本館にある『中国料理 桃花林』、『鉄板焼 さざんか』、『和食・天ぷら 山里』、『メインバー オーキッドバー』は別館に移設し、“いつものオークラの、くつろぎと満足”をご提供致します」(広報課・小栗和子さん) 輝かしい歴史を刻んできた格式ある『ホテルオ-クラ東京』本館の素晴らしさを、この最後の機会に味わってみませんか。

未来に向けて高層ホテルに生まれ変わる『ホテルオークラ東京』。

世界一と賛美された伝統のフレンチトーストで有名なオールデイダイニング。

毎朝7時からのブレックファストでオープンする本館5Fの欧風料理『オーキッドルーム』。ランチ、アフタヌーンティーもできるティータイム、そして本格的なディナーと21時半まで営業し、週末と祝日にはブッフェも提供されるホテルらしい楽しみ方が味わえるレストラン。

ここ数年は開業当時からレシピを受け継いでいる「フレンチトースト」が非常に人気。丸1日、ホテル特製のパンをアパレイユにじっくりと漬け込み、オーブンでふっくらと焼き上げるフレンチトースト。召し上がったことのある方も多いはず。

「朝食には豊富なメニューを用意しておりますので、ホテルならではのお料理を召し上がって欲しいです。エッグベネディクトやオランダ風パンケーキ、パネクーケンなどをお勧めしたいです」(塚本伸次シェフ)

ホテルオークラ東京らしい和テイストのインテリアと開放感あふれる空間も『オーキッドルーム』の魅力。中央にはサテライトキッチンもあり、パフォーマンス豊かなサービススタイルにもワクワクするレストランです。残念ながら営業は2015年の8月までなので、ぜひお早目にお出かけ下さい。

ご予約・お問い合わせ:03-3505-6069

オランダスタイルのパンケーキ『パネクーケン』

オランダスタイルのパンケーキ『パネクーケン』

コツ・ポイント

大人気の「フレンチトースト」に並ぶほどの朝食メニューをという想いで、塚本シェフが生み出したのが『パネクーケン』。オランダではとてもポピュラーな朝食だそうで、『ホテルオークラアムステルダム』で勤務されていた塚本シェフがホテル仕様にアレンジし、開業50周年の2012年からこちらで提供しているのだとか。

「家庭でも作りますし、カフェやスタンドでも食べられるポピュラーなメニューです。パンケーキよりは薄く、クレープよりは厚く焼き上げます。生地にヨーグルトを入れてやや発酵させ、米粉を使用しているので、もちもちした食感が魅力です」(塚本シェフ)

オーキッドルームでは、スモークサーモンとサラダにサワークリームをトッピングした軽食系と、フルーツにメープルホイップを乗せたデザート系の、2種類提供しています。教えてくださったレシピは、家庭用に簡単にアレンジした、市販のホットケーキミックスで作るパネクーケン。弱火でゆっくり焼き上げるのがおいしさのコツ、だとか。「レシピでは生ハムを乗せて食事風に仕上げましたが、甘くしておやつ風に食べるのもいいです。バナナや苺、マンゴーなどを飾って、チョコレートソースや蜂蜜をかけてお召しあがりください。」(塚本シェフ)

オランダスタイルのパンケーキ『パネクーケン』

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ホテルオークラ東京 欧風料理 オーキッドルーム

ホテルオークラ東京 欧風料理 オーキッドルーム

〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-10-4

ホテルオークラ東京 本館5F

Tel 03-3505-6069

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  • 文:北條尚子
  • 写真:大脇崇
  • (内観写真はホテル提供