ちょっとしたコツで本格派スイーツ!
人気パティシエのバレンタインレシピ

パティシエ・シマ エグゼクティブ・シェフ 島田 徹

お菓子を通じてフランスの豊かな食文化とエスプリを表現する「パティシエ・シマ」島田徹シェフ直伝!数日前に作っておける、オールインミックスで簡単なチョコケーキは、バレンタインにぴったり。お店のスペシャリテ「クレーム アンジュ」は感動の一品です。

Cake au chocolat & Claim Anjou

エグゼクティブ・シェフ 島田 徹

エグゼクティブ・シェフ 島田 徹
パティシエ・シマ
1976年東京都出身。 大学で経営情報学を学んだ後、2000年「A.ルコント」に入社。4年半、菓子作りの基本を徹底的に学ぶ。2004年渡仏。MOF(フランス最優秀職人)「ローラン・デュシエーヌ」に勤務。2005年「ピエール・エルメ」のもとへ。まざまなポストを経験し部門責任者としてアトリエ・ボナパルト・スーシェフを任される。 またその間、「エコール・ヴァローナ」「アトリエ・ステファン・クライン」など数々の一流機関で研修を受け幅広い技術・知識を習得する。 2008年フランスを代表する超一流ホテル「ル・ブリストル」に入社。帰国後2009年、「パティシエ・シマ」エグゼクティブ・シェフ就任。2010年、トックブランシュ国際倶楽部(フランス料理に係わるトップ・プロフェッショナルのための世界ネットワーク)、レ・ザミ・ド・キュルノンスキー(フランス本国に本部を持つ美食家の集まり)に入会を認められる。

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ケーク オ ショコラ

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Pointフードプロセッサーで混ぜると手軽にできる
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フードプロセッサーで混ぜると手軽にできる

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材料を次々に加え混ぜて生地を作っていくオールインミックスのケーキは、「混ぜ度合い」の見極めが肝心。まずはフードプロセッサーにバター、油、グラニュー糖、卵を入れて撹拌します。最初は分離していますが、フードプロセッサーのカッターで強制的に混ぜることで乳化していきます。キメ細かい生地になるポイントは、なじんだあともツヤが出るまで待つこと!ボウルに移し、3回ふるって空気を含ませた粉類を混ぜれば、生地の完成です。

クレーム アンジュ

クレーム アンジュ

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Point重要なのは、熱いシロップを混ぜるイタリアンメレンゲ!
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重要なのは、熱いシロップを混ぜるイタリアンメレンゲ!

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ふわっと軽い口どけのクリームの核となるのが「イタリアンメレンゲ」。卵白を泡立てるミキサー(またはハンドミキサー)と、シロップを作る加熱調理器(IHやコンロ)を準備して同時進行。最後は角の立ったメレンゲに熱いシロップを少しずつ加えてあわせます!全部加えたあとも粗熱が取れるまで混ぜ続けると、深いツヤのイタリアンメレンゲに。冷凍後もよい状態をキープするので、クレーム アンジュに最適です。

一日おいて熟成した味が、特別な日の想い出になります

一日おいて熟成した味が、特別な日の想い出になります

紹介した2品はどちらも数日前に作っておけるケーキです。「ケーク オ ショコラ」は焼きたてもいいですが、シロップをたっぷり含ませ、1 日おいてしっとりしたところも美味。味も濃厚なので、切り分けて1切れずつラッピングしても喜ばれるのでは。「クレーム アンジュ」は、フランボワーズソースをしみ込ませたビスキュイと、フロマージュブランで作る口溶けのよいクリームで構成されています。最初は難しいかもしれませんが、お店のレシピそのままなのでぜひチャレンジしてみてください。フロマージュブランのやさしい酸味が全体を包んでいて、男性にも食べやすいと思います。

石畳の生チョコなど、ふだん店で使っているチョコレートは主にフランス産ですが、バレンタインはスペインやベルギーなど産地別にケーキを展開する予定です。この機会に、チョコレートの幅広さ、おいしさを知ってもらえたら嬉しいです。

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  • 文:須永久美
  • 写真:榊智朗

パティシエ・シマ

パティシエ・シマ
〒102-0083 東京都千代田区麹町3-12-4
TEL 03-3239-1031

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