パエリア

パエリア

間渕 英樹シェフのレシピ

コツ・ポイント

うまく炊き上げる一番のポイントは、米をスープの膜でおおいながら、ぎりぎりまで煮つめること。水分が多すぎるとベチャベチャし、少なすぎると芯が残ります。最後にパチパチ音がするまで強火をあてて仕上げると、フライパンの底に溜まった“だし”がオコゲになって香ばしくなります。

材料

2、3人分(直径28cmのフライパン)
調理時間: 約25分

オリーブオイル 30g 
にんにく ▶みじん切りまたはすりおろす 4g 
■具材  
鶏もも肉 ▶ひと口大に切る 150g 
├ あさり ▶殻をこすり合わせて洗う 100g 
├ いか ▶掃除して3cm大に切る 60g 
├ むき海老 ▶塩で洗って3cmに切る 60g 
├ 白身魚 ▶皮を除いて3cm大に切る 60g 
├ パプリカ(赤、緑など) ▶3cm大に切る 50g 
├ パプリカ粉末 3g 
├ 米(洗っていないもの) ▶洗わない 150g 
└白ワイン 20g 
■スープ  
├ 水 300ml 
├ かつおだしの素 3g 
├ チキンコンソメ 6g 
├ 干し海老(桜海老など) 15g 
└サフラン(あれば) 少々 

作り方

  • STEP 1

    ※火加減はお持ちのフライパンにあわせてください。強火調理を推奨していないフライパンもございます。
    フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて弱火にかける。

  • STEP 2

    香りがでてきたら強火にして鶏を皮目から香ばしく炒め、他の具材(あさり、いか、むき海老、白身魚、パプリカ)も投入して炒める。

  • STEP 3

    具材が白っぽくなるまで火が通ったら、パプリカ粉末を加えて香りを立たせる。つづいて、米を入れて全体を混ぜ、白ワインを加える。

  • STEP 4

    アルコールが飛んだら、スープ(水にだしの素、チキンコンソメを溶かしたもの)、干し海老、サフランを加え、強火のまま沸騰させる。

  • STEP 5

    強火のまま、米が水面からうっすら透けて見えるところまで煮詰めたら、ふたをして中火にする。

  • STEP 6

    15分経過したらふたを外し、強火にして30秒。

間渕 英樹

間渕 英樹シェフ

1972年生まれ。大学の卒業旅行で欧州に行き、本場のレストランの味や雰囲気に触れ、就職先が決まっていたものの「これだ」と奮起。料理人の道へ進む。 都内の数店のイタリアンで修業。その間、料理学校「コルドンブルー」で講師の助手も勤め、料理を教える喜びも知る。28歳から5年間、イタリアと日本を行き来しながら、イタリアでは北イタリア中心に修業。 帰国後、グラナダに入社し、麻布のイタリアンのお店を経て丸の内にスペインバル「ムイ」へ。当時のシェフのもとでスペイン料理を基礎から学び、その力をかわれて 2008年に「ムイ」のシェフに、そして 2013年、スペイン料理とイタリアンを軸にした日本橋の「シロッコ」を立ち上げ、シェフに就任。スペイン料理とイタリア料理は通じるところも多く、生み出される料理は力強いのに繊細で味わい深い。

みんなのおいしかった!

  • おいしくできました!

    みきんこさん

関連レシピ

このレシピを見た人は
こんなレシピも見ています