鶏肉のチリンドロン

鶏肉のチリンドロン

高森 敏明シェフのレシピ

コツ・ポイント

チリンドロン(chilindrón)とは、お肉、タマネギ、トマト、ピーマンなどの炒め煮で、スペイン・北東部アラゴン地方の郷土料理です。レシピでは鶏肉を使いますが、現地ではウサギ肉や羊肉なども使用します。
生ハムとパプリカパウダーを加えることでコクを出します。ごはんやパンとともに。

材料

2人前
調理時間: 約40分

鶏もも肉 ▶大きめの1口大にカットし、塩コショウし、小麦粉をまぶしておく 300g 
玉ねぎ(小) ▶みじん切り 1/2個 
ニンニク(小) ▶粗みじん切り 1片 
パプリカ(赤) ▶縦に千切り 1/2個 
ピーマン ▶縦に千切り 2個 
ダイストマト缶 ▶つぶしておく 200cc 
白ワイン 50cc 
パプリカパウダー(ピメントン) 小さじ1/2 
生ハム ▶粗めに刻んでおく※プロシュートかパンチェッタでも代用可 大さじ1/2 
グリーンオリーブ 4個 
ブラックオリーブ 4個 
チキンブイヨン 70cc 
少々 
コショウ 少々 
オリーブオイル 適量 
小麦粉 適量 

作り方

  • 小麦粉をまぶした鶏肉を、オリーブオイルを熱した中火のフライパンで皮目から焼く。表面に焼き色をつけるため、あまり触りすぎない。両面が焼けたらバットに取り出す。

    STEP 1

    小麦粉をまぶした鶏肉を、オリーブオイルを熱した中火のフライパンで皮目から焼く。表面に焼き色をつけるため、あまり触りすぎない。両面が焼けたらバットに取り出す。

  • 同じフライパンにニンニク、玉ねぎを入れて、弱火で玉ねぎに焼き色が付くまで炒める。

    STEP 2

    同じフライパンにニンニク、玉ねぎを入れて、弱火で玉ねぎに焼き色が付くまで炒める。

  • そこへダイストマトを加え、塩で軽く味をつけ、10分程煮込む。

    STEP 3

    そこへダイストマトを加え、塩で軽く味をつけ、10分程煮込む。

  • STEP1の鶏肉をフライパンに戻し、パプリカ、ピーマン、オリーブ、生ハム、パプリカパウダー、白ワイン、チキンブイヨンを加え、20分程アクをとりながら煮込む。

    STEP 4

    STEP1の鶏肉をフライパンに戻し、パプリカ、ピーマン、オリーブ、生ハム、パプリカパウダー、白ワイン、チキンブイヨンを加え、20分程アクをとりながら煮込む。

  • 最後に塩で味を調える。皿に彩りよく盛りつけ、パセリのみじん切りを振りかけて完成。
※お好みで、相性の良いサフランライスなどを添えて。

    STEP 5

    最後に塩で味を調える。皿に彩りよく盛りつけ、パセリのみじん切りを振りかけて完成。
    ※お好みで、相性の良いサフランライスなどを添えて。

高森 敏明

高森 敏明シェフ

バルセロナでミュシュラン2ツ星のレストランで腕をふるい,1986年吉祥寺に「ドス ガトス」をオープン。 著書にはスペイン食文化紹介した「バルセロナの厨房から」白水社。 「気軽に楽しむスペイン料理」中央公論など。 NHK「今日の料理」「キッチンが走る」にも出演。辻クッキング、朝日カルチャーなどの外部特別講師。

みんなのおいしかった!

  • ケチャップを焼き付け甘めに仕上げました

    よしひろちゃん

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