ソースが決めてのフランス料理!

ソースが決めてのフランス料理!

皆さん、フランス料理を美味しく作るには

何が大切だと思いますか?



えっ?

今なんと?



そう!


そうなんです!



ソースが決めてなんです!!


今回はそのソースを大切にされている

「レストラン KAIRADA」 オーナーシェフ 皆良田 光輝さん

家庭でも作りやすいフォン・ブラン(鶏のブイヨン)の作り方から教えていただきました。



ちなみに皆良田シェフの背中には・・・



ドン!

お店のロゴが!

シェフ曰く、「男は背中で語る」 らしいです。



さて、本題に戻りまして

教えていただいたメニューはこちら

フォン ブラン(鶏のブイヨン)

魚のポワレ カリフラワーのスープ仕立て

鶏胸肉のポッシェ きのこのソース

アップルパイ



一番重要なフォン・ブランについて詳しくお伝えしますね!


まず鶏ガラを・・・・



洗います。



そして火にかけます。

まずは鶏ガラだけで炊き始めます。



するとアクがかなり出てくるので

ひたすらアクをとり続けます。



このように鶏ガラからたくさんアクがでるので、

他の材料が入っていると作業がしにくいのでまだ入れません。


骨の影に隠れているアクもあるので

少しガラを動かして、取り尽くしましょう!

目安は中火で20分です。




アクをとりきったら野菜を加えます。


このとき入れるお野菜は、旨味がよく出るように

繊維を断ち切ってください。つまり繊維に逆らって切ってください。

逆に具材として食べるときは、繊維に沿って切るといいですよ☆



野菜からもアクが出るので、アクが浮いたら都度取り除いてください。


そして香辛料とハーブを加えて

さらに煮込みます。

ここから約2時間ほど煮込みまます。



クリアなスープにするために、ここでもアクとりは丁寧に。




お味をみて、鶏と野菜の旨味がでていたら出来上がりです☆


濾しましょう♪


まずは大物から取り除きます。


そして、次は細かいものをとるために

キチンペーパーを挟んで濾します。


2回濾すのは面倒かもしれませんが、

せっかくアクをキレイにとったので、最後までクリアに仕上げましょ♪




さぁ、澄んだスープのでっきあっがり~♪


コースやスープ、いろいろなお料理に使えるので

何に使うか想像するだけでも楽しいですね♪♪



調理時間3時間ときくと、

「面倒くさい・・・」と思われるかもしれませんが



実は煮込んでいる時間がほとんどなので

思ったほど難しくありません。


市販のコンソメも便利ですが

たまには本格的にスープから作ってみませんか♪