なすの田楽 鶏そぼろ味噌焼

なすの田楽 鶏そぼろ味噌焼

小室 光博シェフのレシピ

コツ・ポイント

淡白ななすは、その持ち味を引き出すため高温の油で揚げ焼きし、水分を保ちながら美しいなす紺を引き出します。七割方火が通ったら取り出し、白味噌や練りごまで炊いた肉味噌を塗ってオーブントースターで表面を焼き上げます。
仕上げに青柚子の皮を散らすと香りよい夏の一品になります。

材料

2人前
調理時間: 約20分

なす ▶たて半分に切り、皮目に4~5mm間隔の鹿の子切りにする 4本 
米油またはサラダ油 ▶フライパンの底がかぶる程度 適量 
■鶏そぼろ味噌(作りやすい量)  
鶏ひき肉 50g 
50g 
西京白みそ(漉し) ▶信州みそでも可。味をみて甘さを整える 200g 
練りごま ▶5gほど多めに入れてもおいしい 10g 
みりん 50g 
生姜 ▶すりおろす 5g 
■仕上げ  
青柚子 ▶※みょうがや大葉など、夏の薬味も合う 1個 

作り方

  • 【鶏そぼろ味噌】鍋に鶏ひき肉と酒を入れ弱火にかけ、3本の箸でかき混ぜてほぐし、鶏肉をパラリとさせる。

    STEP 1

    【鶏そぼろ味噌】鍋に鶏ひき肉と酒を入れ弱火にかけ、3本の箸でかき混ぜてほぐし、鶏肉をパラリとさせる。

  • その鍋に西京白みそ、練りごま、みりんを入れて混ぜる。火加減を弱~中火とする。※火にかけている間は焦げやすいので、手を休ませず混ぜ続けること。

    STEP 2

    その鍋に西京白みそ、練りごま、みりんを入れて混ぜる。火加減を弱~中火とする。※火にかけている間は焦げやすいので、手を休ませず混ぜ続けること。

  • 全体が馴染んだらへらに持ち替え、焦げないように鍋の底からすくうように混ぜる。沸いたら弱火に調整。かたさが元の味噌程になったら、最後に生姜を入れる。

    STEP 3

    全体が馴染んだらへらに持ち替え、焦げないように鍋の底からすくうように混ぜる。沸いたら弱火に調整。かたさが元の味噌程になったら、最後に生姜を入れる。

  • 【なす】フライパンに油をうすく入れ180℃に熱し、まずなすの断面を2~3分揚げ焼きする。裏返して皮目も軽く焼く。ここで七割方火を通す。

    STEP 4

    【なす】フライパンに油をうすく入れ180℃に熱し、まずなすの断面を2~3分揚げ焼きする。裏返して皮目も軽く焼く。ここで七割方火を通す。

  • 揚げ焼きしたなすをオーブンシートを敷いた上に並べ、断面にみそをたっぷりのせ、へらで全体に塗る。

    STEP 5

    揚げ焼きしたなすをオーブンシートを敷いた上に並べ、断面にみそをたっぷりのせ、へらで全体に塗る。

  • 250℃のオーブンで7~8分焼き、表面に焼き色をつける。※家庭のオーブンにより調整を。
器に盛り、おろし柚子をふって完成。

    STEP 6

    250℃のオーブンで7~8分焼き、表面に焼き色をつける。※家庭のオーブンにより調整を。
    器に盛り、おろし柚子をふって完成。

小室 光博

小室 光博シェフ

1966年、3人兄弟の末っ子として東京都昭島市に生まれる。次兄が大衆割烹やっていた影響で料理人を志す。85年に二葉栄養専門学校を卒業し、九段の懐石料理店「和幸」に入店。7年間の修行期間を経て、93年ごろから出張料理人として活動。2000年に神楽坂に「懐石 小室」を開店。茶道の流派である遠州流の家元付き料理人としての顔を持ち、通年で家元主催の茶事に随行するばど多忙な日々を送る。

みんなのおいしかった!

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  • 火入れ過ぎた

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