ふわふわロールケーキ

ふわふわロールケーキ

小山 進シェフのレシピ

ピックアップシェフレシピ

コツ・ポイント

ふんわりと弾力あるスフレ食感のロール生地をうまく焼くには、しなやかでコシのあるメレンゲを立てられるかどうかがポイント。卵黄も卵白も、それぞれしっかりと泡立てること。薄力粉を加えたら、力強い手ごたえを感じるまでよく混ぜる。
※「小山ロール」とはレシピが異なります。

材料

28cm×28cmの天板1枚分
調理時間: 約90分

■ロール生地  
卵黄 ▶新鮮な卵を使用し、室温に戻しておく 110g 
バニラエキス 15滴(スポイト) 
グラニュー糖(卵黄用) 30g 
卵白 ▶よく冷やしておく(キメ細かいメレンゲを作るため) 130g 
グラニュー糖(メレンゲ用) 60g 
薄力粉 ▶ふるっておく 60g 
無塩バター ▶牛乳と電子レンジで70℃まで加熱 15g 
牛乳 30g 
■カスタードクリーム  
牛乳 150g 
バニラビーンズ ▶割いて種を出しておく 1/3本 
卵黄 27g 
グラニュー糖 31g 
薄力粉 ▶ふるっておく 6g 
コーンスターチ ▶ふるっておく 6g 
無塩バター 8g 
有塩バター 5g 
■ホイップクリーム  
生クリーム 125g 
グラニュー糖 10g 
■クレームパティシエール  
カスタードクリーム 60g 
ホイップクリーム 6g 

作り方

  • STEP 1

    【ロール生地】ボウルに卵黄とバニラエキス、グラニュー糖30gを入れ、ホイッパーでしっかりと泡立てる。

  • 別のボウルで卵白を泡立て、グラニュー糖60gを3回に分けて入れ、「しっかりとしたメレンゲ」を作る。

    STEP 2

    別のボウルで卵白を泡立て、グラニュー糖60gを3回に分けて入れ、「しっかりとしたメレンゲ」を作る。

  • 卵黄のボウルにメレンゲ1/2量を入れ、木ベラでさっくりと混ぜ合わせる。薄力粉をゆっくりと加えながらしっかりと混ぜ、プルンとした力強い手ごたえが出るまで混ぜる。

    STEP 3

    卵黄のボウルにメレンゲ1/2量を入れ、木ベラでさっくりと混ぜ合わせる。薄力粉をゆっくりと加えながらしっかりと混ぜ、プルンとした力強い手ごたえが出るまで混ぜる。

  • 最後に残りのメレンゲを加え、白いメレンゲの筋がなくなるまで混ぜる。70℃まで温めたバターと牛乳を加える。

    STEP 4

    最後に残りのメレンゲを加え、白いメレンゲの筋がなくなるまで混ぜる。70℃まで温めたバターと牛乳を加える。

  • ゴムベラに持ち換え、ボウルの底から生地につやが出るまでしっかりと混ぜる。

    STEP 5

    ゴムベラに持ち換え、ボウルの底から生地につやが出るまでしっかりと混ぜる。

  • ロール紙を2重に敷いた天板に生地を流し入れ、カードで素早く表面をならす。180℃のオーブンで20分焼き、手で押してみて弾力のある手ごたえ感じたら焼き上がり。

    STEP 6

    ロール紙を2重に敷いた天板に生地を流し入れ、カードで素早く表面をならす。180℃のオーブンで20分焼き、手で押してみて弾力のある手ごたえ感じたら焼き上がり。

  • STEP 7

    天板ごと台の上に落としショックを与え、内部の熱を外に逃がす。生地を網の上に移し、すぐにロール紙の「縁」の部分だけはがし冷ます。※乾燥防止のため紙を被せておく。

  • STEP 8

    【カスタードクリーム】鍋に牛乳とバニラビーンズ(サヤ・種)分量内のグラニュー糖をひとつまみだけ入れ、沸騰させる。

  • STEP 9

    ボウルに卵黄と残りのグラニュー糖を加え、ホイッパーですり混ぜる。薄力粉とコーンスターチを加え、粉っぽさがなくなるまでしっかり混ぜ合わせる。

  • STEP 10

    沸かした牛乳の1/2量をStep9に加えて混ぜ、こし器でこしてなめらかにする。(バニラビーンズのサヤについた種もこしておく)

  • STEP 11

    鍋に残った牛乳を再び火にかけ沸騰したら、こした卵液を一気に加え、ホイッパーでとろりとした糊状になるまで混ぜ合わせる。

  • STEP 12

    耐熱ゴムベラに持ち換えさらに混ぜながら加熱し、中央からポコポコと沸騰させる。ツヤが出てなめらかになるまで焚き上げる。

  • STEP 13

    火からおろし、バターを加えて溶かし、ボウルに移して氷水で一気に冷やす。

  • STEP 14

    【ホイップクリーム】ボウルに生クリームとグラニュー糖を入れ、氷水にあてながらホイッパーで泡立て、八分立てにする。

  • STEP 15

    【クレームパティシエール】カスタードクリームを軽くほぐし、しっかりと泡立てた生クリームを6g加え、ゴムベラで混ぜ合わせる。

  • 【仕上げ】冷ましたロールケーキ生地をひっくり返し、底についたロール紙を手前端から丁寧に外し、新しいロール紙の上にのせる。

    STEP 16

    【仕上げ】冷ましたロールケーキ生地をひっくり返し、底についたロール紙を手前端から丁寧に外し、新しいロール紙の上にのせる。

  • 生地にホイップクリームを薄くまんべんなく塗る。クレームパティシエールを絞り袋(丸口金10番)に入れ、生地の手前端から3cmほど内側に左から右へラインを引く。

    STEP 17

    生地にホイップクリームを薄くまんべんなく塗る。クレームパティシエールを絞り袋(丸口金10番)に入れ、生地の手前端から3cmほど内側に左から右へラインを引く。

  • 手前のロール紙を持ち上げ、めん棒をあてがい、めん棒の両端を持って巻き込んでいく。

    STEP 18

    手前のロール紙を持ち上げ、めん棒をあてがい、めん棒の両端を持って巻き込んでいく。

  • 80℃くらいのお湯にナイフをつけて温め、しっかり水分を拭き取った後、お好みのサイズにカットして、お皿に盛りつけて完成。

    STEP 19

    80℃くらいのお湯にナイフをつけて温め、しっかり水分を拭き取った後、お好みのサイズにカットして、お皿に盛りつけて完成。

小山 進

小山 進シェフ

1964年京都出身。神戸市内の洋菓子店で経験を積み、パティシエ・商品企画開発部長などを経て、2000年独立。2003年兵庫県三田市に「パティシエ エス コヤマ」を開店。「THE SWEET TRICK」をはじめ多数のレシピ本は、翻訳され世界でも発行。 14年「インターナショナル・チョコレート・アワーズ2014 アメリカ大会」にて大会史上最多となる8部門で1位、8部門で2位、3部門で3位を受賞。 ロンドン開催の世界大会では、5部門で1位、6部門で2位、2部門で3位を受賞。またパリ開催「C.C.C.」コンクールでは8人の審査員全員が満点を付け、最高位の「ゴールドタブレット+☆」と「Excellence chocolatier etranger(2013年までの外国人部門最優秀ショコラティエ賞)」を2011、2012年と合わせて3度のW受賞を果たす。

みんなのおいしかった!

  • 小山ロールとそっくりに焼けました(^^)

    mayamitie

  • 小山さんありがとうございます(^^)♪

    mayamitie

  • 小山さんありがとうございます(^^♪

    mayamitie

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