ブイヨン・ド・レギューム(野菜のだし)

ブイヨン・ド・レギューム(野菜のだし)

岩元 学シェフのレシピ

コツ・ポイント

「野菜の旨み」だけで作る、だしのご紹介です。
残り野菜や調理に使用しない端切れなど、普段捨ててしまうものを有効活用してOK。
どの野菜も薄めに、繊維を断ってスライスすると、早くだしがでます。
コトコト煮出し、ゆっくり濾すことが、美味しく澄んだブイヨンになるポイントです。

材料

作りやすい量(半量でも可)
調理時間: 約30分

玉ねぎ ▶縦半分にし、横にスライス 150g 
人参 ▶皮付きのまま、薄い半月切り 150g 
セロリ ▶斜め切り 80g 
長ネギ(青い部分も) ▶斜め切り 1本 
キャベツ(外葉もOK) ▶太めの千切り 100g 
パプリカ ▶千切り 50g 
トマト ▶皮、種ごと乱切り 1個 
にんにく ▶横にスライス 3片 
▶※目安ひたひた 3リットル 
白ワイン(なければ料理酒) 150cc 
ローリエ 1枚 
パセリの軸 4~5本 
塩(粗塩でも可) 少々 
白粒コショウ 少々 

作り方

  • 大き目の鍋に切った野菜を全て入れ、水と白ワインを流し入れたら火にかけ、強火で沸かす。

    STEP 1

    大き目の鍋に切った野菜を全て入れ、水と白ワインを流し入れたら火にかけ、強火で沸かす。

  • 沸騰したら少し火を弱める。灰汁がでてきたらレードルで丁寧にすくい取る。

    STEP 2

    沸騰したら少し火を弱める。灰汁がでてきたらレードルで丁寧にすくい取る。

  • ※レードルで灰汁をすくう時、美味しいだしも一緒に流れ込んでしまいますが、上部の灰汁だけを吹き飛ばして捨て、だしはまた鍋に戻すと、余分に捨てずに済む。

    STEP 3

    ※レードルで灰汁をすくう時、美味しいだしも一緒に流れ込んでしまいますが、上部の灰汁だけを吹き飛ばして捨て、だしはまた鍋に戻すと、余分に捨てずに済む。

  • 野菜がしんなりしてきたら、香りづけにローリエ・パセリの軸・塩・白粒コショウを入れる。表面がコトコト揺れる状態(弱~中火)で約15~20分煮込む。

    STEP 4

    野菜がしんなりしてきたら、香りづけにローリエ・パセリの軸・塩・白粒コショウを入れる。表面がコトコト揺れる状態(弱~中火)で約15~20分煮込む。

  • きめの細かいザルで(ザルとザルの間に紙をはさむとよい)濾す。レードルで、だしをすくって少しずつ入れていく。一気に流し込まない。

    STEP 5

    きめの細かいザルで(ザルとザルの間に紙をはさむとよい)濾す。レードルで、だしをすくって少しずつ入れていく。一気に流し込まない。

  • だしを入れ終わったら、具材ごとすくってザルに入れる。こうして少しずつゆっくり濾すと、だしが濁らない。

    STEP 6

    だしを入れ終わったら、具材ごとすくってザルに入れる。こうして少しずつゆっくり濾すと、だしが濁らない。

  • 全部ザルに入ったら、具財からしたたり落ちるだしもあるので、しばらくそのまま放置する。全部出きったら完成。

    STEP 7

    全部ザルに入ったら、具財からしたたり落ちるだしもあるので、しばらくそのまま放置する。全部出きったら完成。

岩元 学

岩元 学シェフ

1959年、東京都生まれ。 調理師専門学校卒業後、フランス料理の名門「ピアジェ」で4年間勤め、基礎を固める。1983年「アピシウス」に創業当初から入社。日本におけるフランス料理の至宝の一人、初代料理長・高橋徳男シェフのもとで研鑽を積み、1997年にスーシェフに。さらに、2008年にシェフに就任し、現在に至る。

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