豚の湯葉包み餡かけ

豚の湯葉包み餡かけ

柏田 幸二郎シェフのレシピ

コツ・ポイント

豚の臭みと余分な脂を取り除くため、煮る前に肉の全面を焼いておく。そして煮るときに丁寧にアクと脂を取ること。圧力鍋だと時間短縮で出来ます。蒸さずに鍋で煮る場合は、水分が蒸発するので、水加減に注意して。
湯葉に包むときには一度豚を温めて餅と一緒に包むほうが、素早く仕上がります。

材料

4人前
調理時間: 約60分

豚三枚肉ブロック ▶3~4cm幅にカット 250~300g 
湯葉(乾燥湯葉でも可) ▶適当な大きさに切る 1枚もしくは半分 
▶食べやすいサイズにカットして焼いておく 適宜 
■調味料  
出汁(もしくは水) 400cc 
濃口醤油 50cc 
みりん 100cc 
砂糖 10~20g 
生姜片 1片(約20g) 
■味付け原木乾しいたけ  
原木乾しいたけ ▶椎茸を一晩水につけて戻しておく 4枚 
出汁 100cc 
大さじ1 
薄口醤油 大さじ1 
みりん 小さじ1 
■仕上げ  
水溶き片栗粉 適量 
青菜 ▶茹でて食べやすい大きさに切っておく 適量 

作り方

  • STEP 1

    水で戻した椎茸と調味料を鍋に入れ火にかけ、炊けたら冷ましておく。

  • STEP 2

    豚肉を余分な脂を落とすためにフライパンで全面に焦げ目がつくくらい焼き、ペーパーで油をとりのぞく。

  • STEP 3

    圧力鍋に豚肉と調味量を入れて火にかけ、ピンが上がって約10分で火を止め自然放置。
    蒸し煮にする場合は、アクと脂を丁寧にとりながら蒸し器で5~6時間火にかける。

  • STEP 4

    湯葉を適当な大きさに切り、豚肉と焼き餅を包む。豚肉は温めてから包んだほうが仕上がりが早い。

  • STEP 5

    器に湯葉包みと味付けした椎茸を入れ、10分蒸す。

  • STEP 6

    豚を下煮した出汁の味を調えて、片栗粉でとろみをつけて餡にする。

  • STEP 7

    器に蒸した湯葉包みを盛り、餡をかけ、青菜を添えて出来上がり。お好みで辛子を添えてもよい。

柏田 幸二郎

柏田 幸二郎シェフ

1960年宮崎県生まれ。 父親の背中を見て育ち、自身も料理の道へ。 宮崎郷土料理「魚山亭」で修業を積み、関西、東京を経て96年に独立し、赤坂「かさね」を開店。郷里の宮崎県と妻の郷里の富山県を中心に旬の食材で日本の四季の魅力を全国へ発信している。 宮崎県「みやざき大使-食のエバンジェリスト-」 福島県「ふくしま応援シェフ」 宮崎県日向し「へべす大使」に任命される。 10年農林水産省「料理マスターズ」ブロンズ賞と受賞。 11年より継続してミシュラン1つ星を獲得している。

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