鱈の白子のポワレ 柚子風味のブールブランソース

鱈の白子のポワレ 柚子風味のブールブランソース

岡崎 陽介シェフのレシピ

ピックアップシェフレシピ

コツ・ポイント

新鮮な白子を入手。下味をしっかりして小麦粉は最小限に抑える。
バターで焦がさないよう火加減に気を付け、表面をカリカリに仕上げる。
ソースはバターを少しずつ加え滑らかにし、柚子を加えたら極力火にかけずフレッシュ感を保つ。
ほうれん草は茹でたあと軽くソテーし、余分な水分をよく切る。

材料

4人前
調理時間: 約30分

鱈の白子 ▶水分を取る。血合いを掃除。一口大にカット 200g 
適宜 
白コショウ 適宜 
薄力粉 適宜 
無塩バター ▶小さくカット 20g 
EXVオリーブオイル 20g 
■ブールブランソース  
ベルギーエシャロット(なければ玉ねぎ) ▶皮と芯を取り、みじん切り 10g 
無塩バター 10g 
辛口白ワイン 10g 
ノイリープラット(なければ白ワイン) 10g 
35%生クリーム 20g 
生ゆずジュース(レモンでも可) ▶調理の直前にしぼり、茶こしで濾して計量 20g (約1個分) 
無塩バター ▶小さくカット 50g 
塩  適宜 
■ほうれん草のソテー  
ほうれん草 ▶洗い、たっぷりの塩水で10秒程茹で、氷水で軽く冷やす 60g 
無塩バター 10g 
EXオリーブオイル 10g 
適宜 
白コショウ 適宜 

作り方

  • STEP 1

    【ソース】エシャロットをバター10gで色を付けずよく炒める。ワインとノイリープラットを加え水分を飛ばす。生クリームを加え半分ほど詰める。細かい濾し器で濾す。

  • STEP 2

    鍋に戻し弱火にかけ、柚子ジュースを入れ、バターを2回に分けて加え溶かしていき乳化させる。塩で味を整え火を止める。※膜が張らないように鍋の上をラップで閉じる。

  • STEP 3

    【白子】両面に塩コショウをし、裏表両面に濾し器でふりながら薄力粉をまぶす。温かいテフロンパンを火にかけ、オリーブオイルとバターを入れ、白子を入れる。

  • STEP 4

    白子を入れたら少し温度を上げ、表面がカリカリになるようにする。ひっくり返し温度を下げ中火にし、反対側も焼く。

  • STEP 5

    表面に焦げ目がつく程度で、中はジューシーに仕上げたら、ペーパーの上に取り出し、余分な油分をとる。

  • STEP 6

    【ほうれん草のソテー】ほうれん草の水気をペーパーでよく切り、茎と葉に分ける。フライパンを火にかけ、オリーブオイル、バターを入れる。

  • STEP 7

    炒める直前にほうれん草に塩こしょうをし、茎から炒める。葉っぱも加え、全体に油が絡まり温まったらペーパーの上に取り出し、余分な油分と水分をとる。

  • STEP 8

    温めた皿にほうれん草を置き、その上に白子、皿の周囲にソースをたっぷりかけて完成。

岡崎 陽介

岡崎 陽介シェフ

1979年鎌倉出身。 大学で専攻したフランス語がきっかけでフランス料理にふれ、料理人の道へ。 地元のお店を経て、2003年渡仏。南仏モンペリエのレストランを皮切りに、三ツ星では「トロワグロ」「メゾン ドゥ マルクベラ(閉店)」、トリュフで有名な二ツ星「ル サントゥネール(現在ホテルのみ)」、「ラブイット」「ジス」(共に一ツ星)。「マルクベラ」では、ハーブを多様して魚や肉を仕上げる料理に深く感銘を受ける。 4年後に帰国し、表参道「ブノワ」、奥沢「サクレクール」2号店のシェフ、2008年、新百合ヶ丘「セド」のオープンからシェフを務める。2009年「レストラン サンパウ」へ。2011年3月、東京店のエグゼクティブシェフに抜擢される。 芸術的でありながら計算された絶妙なバランスが介在する料理。ガストロノミーならではの完成されたひと皿ひと皿を作る喜びを感じながら、お客様をお迎えしている。

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