牛蒡と白身魚のパイヤソン・五香粉

牛蒡と白身魚のパイヤソン・五香粉

高橋 雄二郎シェフのレシピ

ピックアップシェフレシピ

コツ・ポイント

ピーラーで細切りした牛蒡を水にさらしてあく抜きし、キッチンペーパーで水をふき取ります。牛蒡の揚げ具合がおいしさを左右します。茶色く色が付きすぎると苦みが出てしまうので、油から引きあげるタイミングが肝心です。色はこんがりとする一歩手前で、火からおろしましょう。

材料

4人前
調理時間: 約20分

牛蒡(太)※スジが少なく、新鮮なもの ▶よく洗う 2本 
白身魚(ハタ) ▶4等分にカット。塩・こしょうをし、皮目だけ焼く 120~150g 
■ブルーテ(ソース)  
ピュアオリーブオイル 20ml 
にんにく ▶みじん切り 1/2片 
玉葱 ▶薄切り 1/2個 
バルサミコ酢 20ml 
白ワイン 10ml 
ブイヨン 200ml 
魚の出汁(和出汁で代用可) ▶魚のアラ、トマト、にんにく、ベーコンでとったもの 250ml 
適量 
こしょう 適量 
EXVオリーブオイル 適量 
天ぷら生地 ▶薄力粉+卵黄+冷水  
薄力粉 適量 
卵黄 適量 
冷水 適量 
■調味料  
小麦粉(打ち粉用) 適量 
揚げ油 適量 
五香粉(仕上げ) 適量 

作り方

  • STEP 1

    牛蒡をピーラーで長くスライスする。このとき皮と身と芯に分けて(皮はソース作りに使用、芯は使わない)水にさらしたら、牛蒡の水気をペーパータオル等でふき取る。

  • STEP 2

    【ブルーテ(ソース)】鍋ににんにくのみじん切り、ピュアオリーブオイルを入れ、弱火~中火で炒める。にんにくに火が入り香りがたったら、玉葱を炒める。

  • STEP 3

    玉葱がしんなりしたら牛蒡の皮を入れて炒め、水分をとばす。
    牛蒡に火が入ったら、バルサミコ酢と白ワインを入れ、酸味とアルコールを飛ばしながらさらに煮詰める。

  • STEP 4

    ブイヨン、魚の出汁を入れ、沸いたら弱火にして15分程煮詰める。味見をし、塩、黒こしょう、EXVオリーブオイルで味をととのえたら、ミキサーで回して、こす。

  • STEP 5

    【揚げる】ピーラーでむいた牛蒡を2等分する。半分はトッピング用に180℃の油で素揚げする。もう半分は、合わせた天ぷら生地に入れて衣をからめる。

  • STEP 6

    打ち粉をした白身魚を巻き、170~180℃の油でサクッと揚げる。仕上げに、裏表に少し塩をする。

  • STEP 7

    皿にソースをしき、揚げた白身魚と素揚げした牛蒡を盛りつけ、五香粉をふりかければ完成。

高橋 雄二郎

高橋 雄二郎シェフ

1977年福岡県生まれ。大学時代料理をしたことをきっかけに興味を持ち、卒業後調理師専門学校へ進む。なかでも華やかなフランス料理に惹かれ、のめり込む。卒業後、都内レストランで修業し2004年に渡仏。フランスミシュラン三ツ星【ルドワイヤ】をはじめ、ビストロ、パティスリー、ブーランジェリー等、各分野を専門的に経験し2007年に帰国。シェフを務めた【ル・ジュー・ドゥ・ラシエット】で5年連続ミシュランガイド東京一ツ星を獲得。独立し、2015年【ル・スプートニク】をオープン。早くも2016ミシュランガイド東京一ツ星を獲得した。 料理という創造的な「旅」の時間をお客様と過ごす巡り合わせに感謝し、心をこめた料理とサービスを提供している。

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