レアなショコラとミディアムなショコラ アイスクリームと苺添え

レアなショコラとミディアムなショコラ アイスクリームと苺添え

氏家 健治シェフのレシピ

コツ・ポイント

調理テーマは、「時のグラデーション」。
全く同じレシピで仕上げたショコラが、提供温度の違いで味わいが変わるのを、体感して頂けます。
※調理時間は30分としていますが、冷やすのに2時間は必要です。

材料

4人分
調理時間: 約30分

■メインのショコラ  
チョコレート (カカオ分61%) 80g 
無塩バター 65g 
グラニュー糖 35g 
全卵 (Lサイズ) 1個 
■付け合わせ  
バニラ風味のアイスクリーム ▶またはミルク風味のもの 300ml 
コーヒー豆 ▶エスプレッソ挽きにしたもの ごく少量 
▶赤みの綺麗なもの 4個 
■ソース  
卵黄 (Lサイズ) 1個 
グラニュー糖 5g 
生クリーム (38%) 30ml 

作り方

  • STEP 1

    【メインのショコラを焼成する】
    チョコレートと無塩バターを刻んでボウルにいれ、湯煎して、混ぜ合わせ溶かす。

  • STEP 2

    グラニュー糖を加え、混ぜ合わせる。(このとき、水分が少ないためグラニュー糖は溶けきらない。ざらっとした感じが残ったままで大丈夫です。)

  • STEP 3

    小ボウルに全卵をときほぐし(泡立てない感じで)、網などで漉しておく。

  • STEP 4

    STEP2の生地を湯煎したままの状態で、STEP3の漉した卵を少しずつ加えながら混ぜ込む。

  • STEP 5

    グラニュー糖が溶けきり、ツヤとネバリがでたら仕込み完了。(混ぜすぎない。)

  • STEP 6

    12センチの長方形型に流し込み(クッキングシートを敷くと取り出しやすい)、170℃位のオーブンで20分前後焼く(中央の辺りが少しレアっぽい感じに)。

  • STEP 7

    型から取り出し、粗熱が取れたら出来上がりです。
    半分は冷蔵庫で2時間以上、冷やします。(冷やすのも料理の一部です。)

  • STEP 8

    【アイスクリームの調整】
    アイスクリームは室温に少し置いて、柔らかくしておく。

  • STEP 9

    エスプレッソ挽きにしたコーヒーの粉をまぶし、軽く混ぜ合わせる。
    注: エスプレッソ挽き(エスプレッソコーヒー専用のミルで挽いたコーヒー豆のこと)

  • STEP 10

    【 ソースの仕込み 】
    卵黄にグラニュー糖を加え、よく混ぜたあと クリームを軽く沸かし、少しづつ加えて混ぜる。

  • STEP 11

    網で漉して粗熱がとれたら、冷やして置く。
    盛り付けるお皿も冷やして置きます。(お皿の温度も味のポイントになります。)

  • STEP 12

    【仕上げ】
    常温においたショコラ、冷やしておいたショコラをキューブ状に切り分け、お皿に2個づつ、少しずらして並べ、エスプレッソを混ぜ合わせたアイスを添えます。

  • STEP 13

    苺に切れ目をいれ、果肉を少し見せるようにして、お皿の縁に置きます。ソースをショコラの周りに添えて、完成です。

氏家 健治

氏家 健治シェフ

1968年東京生まれ。ホテルオークラ東京、赤坂アークヒルズクラブ、レストランマエストロ等、高級店で修業を重ね、調理および製菓・製パンの技術を体得する。 1998年、東京・新宿御苑前に「ケンズカフェ東京」を開店。テレビや専門誌等で、調理指導や料理解説をするほか、経営者向けのビジネス講演会も日本全国で多数おこなっている。 著書に『1つ3000円のガトーショコラが飛ぶように売れるワケ』 (SB新書) がある。

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