高校卒業後、仙台市内の和食店や割烹、料亭などで研鑚を積んだ後、修行経験のある和食店『鳳山』に戻り、別館『万りょう』で6年間にわたって料理長を経験。平成15年3月、これまで培った技術と経験を携え『和彩 Seeds』をオープンする。店のコンセプトは「料理と酒で癒しの空間を提供すること」。
店には常連客が多く、一人ひとりの好みを知り尽くしていることから、料理も酒も「親方のお任せ」という客がほとんど。食材は地元産を中心に全国から仕入れ、「仙台の人にふぐのおいしさを知ってほしい」との思いから、冬になると下関のとらふぐも提供する。食材に対する誠実な仕事ぶりや穏やかな人柄も常連客を引きつけている。

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