イベリコ豚肩ロースのココット焼き

おしゃべりの間に完成！ 豚肉のうまみたっぷりの蒸し焼き

メインは豚肉のうまみを凝縮させた蒸し焼き料理です。スペインらしさを追求するならやはりイベリコ豚ですが、国産の黒豚でもOK。かたまり肉にまんべんなく塩・コショウをしたら、ココットで肉の表面を焼き、いったん取り出してジャガイモとマッシュルームを炒めます。肉を戻して、白ワインを加え、蓋をして20分ほどコトコトと蒸し焼きに。火を止めたら、すぐに蓋を開けずに10分ほど余熱で保温をするのがポイントです。この間に、肉の内側で踊っていたうまみが落ち着いて、ジャガイモやマッシュルームにも味がしみていくんです。ココットがなければ蓋つきのフライパンを使ってください。アルミホイルで落し蓋のようにすると、熱が循環しやすくなって美味しく仕上がりますよ。最後にトマトや緑の野菜、ローズマリーなど添えてクリスマスらしく盛り付けました。

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華やかピンチョス 3種盛り

メインができるまでのお楽しみは、赤い食材が主役のピンチョス

スペインのパーティー料理の前菜といえば、やっぱりピンチョス。本来は「ピンチャール（串で刺す）」という由来の料理ですが、最近は串を刺さないタパスも「ピンチョス」と呼ばれて広く親しまれていますね。軽く色づく程度にトーストしたパンの表面に生のニンニクを1～2回こするように塗って香り付けをしたら、あとはお好みの具材を載せるだけ。今日はオーソドックスな「生ハムとトマト」「スモークサーモンとクリームチーズ」「カニカマと小海老」で作りました。おいしく仕上げるコツは、生ハムを載せる前にプチトマトにオリーブオイルをかける、小海老を載せる前にカニカマにマヨネーズをかけるなど、それぞれの具材をオイルや調味料で“コーティング”すること。味や食感の個性が引き立ちます。

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マセドニア ～いろいろなフルーツのマリネ～

口に入れた瞬間のサプライズ！ 泡ムースで仕上げるマセドニア

マセドニアは、自由な発想でつくるフルーツサラダ。季節のフルーツをカットして、ゼリーやスパークリングワイン、サイダー、ヨーグルトなどと混ぜ合わせていただくデザートです。パーティーではちょっと遊び心をプラスして、炭酸水を作るための器具「ソーダサイフォン」を使ってゼリーの泡ソースをかけてみました。口に入れるとゼリーなのにシュワシュワと微細な泡がはじけて、サプライズのある演出に。ゲストの笑顔のために、また特別なパーティを機に、新しい器具を取り入れてみるというのも、パーティーの楽しみ方ひとつですね。泡ソースではなく、スパークリングワインやサイダーをかけるだけでも爽やかなデザートになりますよ。

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