シェフごはんコラム

スパイスで幸せ感UP!残暑を乗り切るカレー粉活用レシピ3選

今や日本の国民食のひとつとも言えるカレー。スパイスの豊かな香りは、人を幸福な気持ちにさせてくれる。食欲の落ちる残暑にもピッタリのメニューだ。どうせならカレーライス以外のアレンジも楽しみたいもの。そこで、カレー粉を活用したプロのレシピをご紹介。

カレー風味のきゅうりスープ

カレー風味のきゅうりスープ

食欲がない時にぴったりのレシピを考案してくれたのは「ホテルオークラタバーン柏」福井 孝宏シェフ。スパイシーな香りが刺激的で食欲をそそる一品。夏野菜として身近なキュウリも、スープにアレンジすると新たな表情を見せてくれる。冷蔵庫でひんやり冷やしていただこう。スープとしてそのまま楽しむ以外にも、カッペリーニなど細めのパスタに絡めて冷製パスタにしても、あるいはグリルした野菜にソースとしてかけても美味というから、ぜひお試しを。

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鶏手羽先のスパイシー唐揚げ

鶏手羽先のスパイシー唐揚げ

家庭で作りやすい料理を多数紹介している「食&人の縁 うたげ」細谷 吉応シェフによるレシピ。決めては仕上げに振りかける「魔法の粉」。岩塩をベースにし、ガラスープの素とカレーパウダー、粉山椒をブレンド。そこにわずかな砂糖とパプリカパウダーを加えるのが、プロの隠しワザ。このパウダーは他の料理にも活用OK。特に揚げ物との相性は抜群なのだとか。作り置きしておけば、忙しい時にお役立ちだ。

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鶏肉のスパイシーキーマカレーとジャガイモのパンケーキ

鶏肉のスパイシーキーマカレーとジャガイモのパンケーキ

フランスの郷土料理を気軽に楽しめる、名古屋「ビストロ&ビアカフェ カンカル」藤井 速人シェフが提案するのは、おしゃれなパンケーキスタイルのキーマカレー。ガラムマサラやターメリックパウダー、シナモンスティックなどのスパイスの調合は、プロならではの絶妙なバランス。調理のコツは、玉ねぎ、人参、ミンチ肉をじっくり炒め、素材の旨みを凝縮させること。ワンプレートで華やかに盛りつけたら、ビストロスタイルでワインと楽しみたい。

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身近なカレーも、アレンジ次第で楽しいバリエーションが広がる。和洋中を問わない自在さがカレー粉の魅力とも言えそうだ。プロのレシピを参考に、オリジナルの味を追求してみては?

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