シェフごはんコラム
スパイス・調味料使いを覚えよう! 基本の四川料理
中国料理は、多彩なスパイス使いが料理の肝になっています。化学調味料を使わず、スパイスの香り高い四川料理を作ることで定評のある中国菜老四川飄香(ピャオシャン) 麻布十番本店 井桁良樹シェフに、基本の四川料理を、スパイス・調味料の使い方を中心に教わりました。
火の入れ方や材料を入れるタイミングを意識するだけで、出来上がりがぐんと変わります!
麻婆茄子(茄子の唐辛子甘酢炒め)

中国では、唐辛子を発酵させた激辛ピクルスで茄子を炒めます。昔はこのピクルスを漬けるときに生きたフナを入れていたそうです。日本ではこれが手に入りにくいため、豚ひき肉と豆板醤で麻婆豆腐風にアレンジしたのだとか。
ポイントは、豚ひき肉を炒めた後に豆板醤、生姜、ニンニクを加え、よく炒めること。豆板醤はよく炒めることで香りが立ちます。
茄子は米茄子より長茄子を選ぶと、ねっとりとおいしく仕上がります。
鶏とカシューナッツのピリ辛炒め

盆地の四川地方は、夏にとても暑くなります。食べて汗をかく習慣があることから、胡椒、花椒、唐辛子が欠かせないスパイスとなったといいます。
「鶏とカシューナッツのピリ辛炒め」のポイントは、唐辛子の炒め方。唐辛子は弱火で炒め、焦げないように赤黒くなるまで火を入れていきます。ニンニクとショウガは香りを出すため薄切りに。最後の方に入れることで、あまり火を入れすぎないようにします。
最後に入れる調味料の材料は、必ず合わせておくこともコツです。まず油以外の調味料を合わせて、最後に油を加えると混ざりやすいです。
棒棒鶏(バンバンジー)

棒棒鶏に使うスパイスは花椒。爽やかな香りと、舌がしびれるような辛みが特徴です。大きめのスーパーや百貨店、中華食材専門店などで購入できます。買うときは粉(パウダー)よりも粒を。潰して調理に使います。
棒棒鶏のタレのベースは豆板醤。油と豆板醤を香りが出るまで弱火で炒めるのがポイントです。
鶏肉は骨つきで挑戦してみて。骨がついているため、熱を加えても肉が縮みにくく、柔らかく仕上がります。
調味料、スパイス使いに味の差が出る中国料理。中華的調理法を覚えておくと、様々な料理に応用がきくもの。まずはレシピ通りに作って、味の違いを確かめてみてくださいね!
取材の様子はシェフごはんブログで紹介しています。こちらも是非ご覧ください♪




