シェフごはんコラム

端午の節句に試したい! 手作り柏餅&中華ちまき

五月五日は端午の節句。男の子の健やかな成長をお祝いし、ちまきや柏餅を食べる風習があります。今年は手作りにチャレンジしてみませんか?
柏餅を教えてくれたのは、碗宮」 店主 辻昌也さん。金目鯛の煮付けとともに教わりました。

台湾風のちまきを、五目シュウマイとともに教えてくれたのは爆香房総支配人シェフ 服部暁彦さん
いずれもシェフ直伝の手作りレシピです。お子さんの健康を願い、愛情こめて手作りしてあげてくださいね♪

柏餅

柏餅

柏は新芽がでるまで葉が落ちないことから、家系が途絶えない縁起物として知られます。「碗宮」の店主 辻昌也さんに教わったのは、上新粉に白玉粉や片栗粉を混ぜた、柔らかもっちりの柏餅です。生地は、捏ね→蒸し→捏ね→蒸し繰り返すため、手間をかけて作ります。こしあんも手間はかかりますが、雑味のない上品な味わいに、これが手作りの味かとビックリすると思います。時間がある日に、お子さんと一緒に作ってみてください。

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金目鯛の煮付け

金目鯛の煮付け

節句のおめでたい日に作りたい、赤い金目鯛の煮付けです。シンプルなお料理ゆえに、丁寧な下処理が味の決め手に。塩をふって魚の臭みを抜くこと、湯で霜降りをすることで皮目のぬめりをとることで、仕上がりに差が生まれます。
煮付けるときのこつは、砂糖を2回に分けて入れることと、短時間で一気に炊いて魚のうまみを逃さないこと。これでしっとりとおいしく煮上がります。
三枚おろしは、こちらを参考にしてみてください。

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中華ちまき

中華ちまき

日本のちまきは、その語源となった茅(ちがや)の葉のほか、笹の葉などで餅や団子を包んだものが有名ですが、これは元々、端午の節句にちまきを食べる中国の風習が伝わったもの。今回、「爆香房」服部暁彦シェフに教えて頂いたのは台湾北部のちまきです。
調理した具ともち米を竹の皮に包んでセイロで蒸した、醤油味の食べ応えのあるちまきです。具材はレシピのほか、チャーシュー、うずらの卵、銀杏、栗なども合いますよ♪
竹の皮の包み方は、こちらを参考にしてください。

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五目シュウマイ

五目シュウマイ

ちまきと合わせて、シュウマイを作ってみてはいかがでしょう?様々な食感を楽しむために、豚肉は挽き肉と肩ロースの粗みじん切りを使うのがポイントです。エビや椎茸、貝柱など、かみしめるたびに違う味わいが弾けるシュウマイは、子どもにも大人にも人気の味わい。お友達がたくさん遊びに来る日などにも重宝するレシピです。今回は皮の包み方まで、詳しくレシピを伺いました。ご参考にしてみてください。

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食材を揃えるところから楽しめそうなレシピ。のんびり過ごせる休日の日に、ぜひお試しください。
「シェフごはん」では、ほかにも端午の節句にぴったりなレシピを揃えました!下記リンクも覗いてみてくださいね。⇒端午の節句レシピ

文:一杉さゆり
写真:千々岩友美

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