シェフごはんコラム

お好み焼き屋さん直伝!大阪の味に近づく本格レシピ

お好み焼きは専門店で食べるのが一番!という方、意外と多いと思います。どうして「あの味」に近づけないかというと、下ごしらえに差がある様子。今回はお好み焼きを焼き続けて20年という、東京・六本木の「さんて寛」戸田亘シェフにプロ仕様のお好み焼き&焼きそば作りを教えていただきました。お好み焼きに入れる「だし」の作り方も公開!「こんな風に作るなんて!」と、目からウロコが落ちるはず。時間のある休日に、ぜひレシピ通りに試してみてください。

お好み焼き屋さんの豚玉(大阪風)

お好み焼き屋さんの豚玉(大阪風)

教えていただいたのは、大阪風お好み焼きの中でも最もベーシックな「豚玉」。生地を押し付けずに焼くことで、ふわふわの焼き上がり。大葉を入れて清涼感を出すのが「さんて寛流」です。生地の中に入るだしは「お好み焼き用の基本の出汁」で紹介。昆布に鰹節、そして鶏むね肉が入ります。お店では鶏ガラを長時間かけて煮出すところを、家庭向けの時短レシピを考えてくれました。生地にはたっぷりのキャベツを。切り方にもすごいコツが。「キャベツの切り方」を参考にしてみて。

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お好み焼き屋さんのイカモダン焼き(大阪風)

お好み焼き屋さんのイカモダン焼き(大阪風)

お好み焼きと焼きそばを合わせた「モダン焼き」は、食べ応えのある一品。ふんわり生地は「基本のお好み焼きの生地」に詳しく紹介しています。小麦粉に少量のベーキンパウダーと山芋を入れるのがポイント。粉はだまにならないよう、よくほぐしてから使いましょう。
焼きそばは、卵をからめて生地の上にのせるのがポイント。卵がお好み焼きと焼きそばの「つなぎ」の役割をはたし、一体感のある味わいになります。

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お好み焼き屋さんの焼きそば

お好み焼き屋さんの焼きそば

家庭でもよく作られる焼きそばですが、プロの作り方は発見の連続!作り方が全く違います。
麺は最初によくほぐしておくことが一番のポイント。焼くときは鉄板の「全面」を使います。ソースは麺に直接かけるのではなく、鉄板に流してから麺をからめていくこと!ソースを熱して濃縮してから麺に絡めることで香ばしく仕上がり、麺の一本一本にソースがからみます。

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「シェフごはん」ブログでは、戸田シェフによる焼きそばの作り方を、画像とともにより詳細に紹介! イメージが湧きやすいと思うので、焼きそばを作る前にはチェックしてみてくださいね。記事はこちら「プロが作る!目から鱗の焼そばの作り方」

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