さつまいも(薩摩芋)

さつまいも(薩摩芋)

さつまいもは、メキシコを中心とする熱帯アメリカ生まれ。日本には最初に薩摩(鹿児島県)に伝わり、「薩摩芋」と呼ばれるようになりました。地域によっては、「甘藷(かんしょ)」や「唐いも」、「琉球いも」などの別名でも親しまれています。旬は秋から冬。徐々に水分が減り、その分糖度が上がって甘くなります。さつまいもの葉は光に合わせて角度を変え、効率よく光合成を行います。また、根が土の奥深くまで入って水や養分を吸収するため、土地がやせていても育つという特徴があります。そのため、江戸時代から雑穀と並ぶ主食となり、飢餓や戦時の食料不足から人々を救ってきました。現在はおいしさや栄養、色合いを考えた品種が開発され、お菓子やでんぷんなどの加工食品にも利用されています。また、宇宙ステーションでの自給作物として期待され、宇宙での水耕栽培の開発も進められています。

食材のトリビア情報

【焼き芋が甘いのはなぜ?】
さつまいもは、芋そのものに甘みがあり、加熱すると甘みはさらに強くなります。加熱によって甘くなるのは、でんぷんがさつまいもに含まれる酵素によって麦芽糖に分解されるから。石焼き芋は、この酵素がよくはたらく60~70℃の温度でじっくり焼き上げるため、甘みが強くなって美味しくなるのです。

知っておきたい基礎知識

旬な時期 9月~11月
栄養素トピックス でんぷんなどの炭水化物が約30%を占めます。米や麦などと同様、主食としての役割を持ちます。また、ビタミンC、カリウム、ビタミンE,ビタミンB6などの栄養素も含まれています。(※1)

(※1)日本食品標準成分表2015年版(七訂)炭水化物、ビタミンC、カリウム、ビタミンE、ビタミンB₆
選び方 皮がむけておらず、ツヤがあるものが良質です。太いもののほうが味が良いとされています。細くてかたいひげ根があるものは、スジっぽいため避けるほうがよいでしょう。
保存 寒さと水気に弱いので新聞紙で包み、冷暗所で保存します。使いかけはラップで包んで野菜室で保存しますが、傷みやすいため早めに使い切りましょう。
調理ポイント 甘みを引き出すため、時間をかけてゆっくり加熱しましょう。また、皮のちかくにはスジが多いため、きんとんなど菓子類に使う場合は、皮を厚めにむいて裏ごしするようにしましょう。
品種や種類 甘みが強く繊維の少ない、煮物や天ぷら向きの「鳴門金時」、種子島の特産品で糖度が高く焼きいも向きの「安納いも」、関東の代表品種で煮物や焼きいも、菓子類に使われる「紅あずま」、菓子やサラダに合う「紫いも」などの品種があります。

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