シェフごはんコラム

日本料理店の主人が教える おせちレシピ

クリスマスが過ぎて、町もガラッとお正月ムードに様変わりしました。
おせち料理は毎年購入するという人も多くいると思いますが、今年は何か1品日本の料理に思いをはせて、おせち料理を作ってみませんか?
教えてくれるのは、宮内庁の料理人を多く輩出した「銀座割烹 里仙」 鈴木良二料理長です。きんとん、伊達巻き、黒豆煮と、甘い味付けのおせちを紹介します。

百合根金団(ユリ根の栗きんとん)

百合根金団(ユリ根の栗きんとん)

きんとんは、栗のみを材料とするのが最も高級品と言われています。その次に高級とされるのが、ユリ根と合わせた栗きんとん。水分が多いと傷みやすいので、しっかりと火にかけて練ることが日持ちするポイントです。しっかり甘く作る伝統的なレシピのため、冷蔵庫で1カ月ほど保存できます。

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芋金団(芋の栗きんとん)

芋金団(芋の栗きんとん)

さつま芋を使った、家庭でも手軽にできる栗きんとんです。市販の栗含ませ(栗甘露煮) とペーストを使えば簡単に出来上がります。砂糖のほか、甘栗の煮汁を入れると味に深みが出ます。これも冷蔵庫で1カ月ほど保存できます。

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伊達巻

伊達巻

お手軽レシピでははんぺんを使用することが多いですが、今回は魚のすり身を入れた本格派。日持ちがするポイントは砂糖をたっぷり入れることと、卵の“両面“にしっかり焼色をつけること。高い糖分と加熱で雑菌を死滅させます。鬼簾の端と卵の端をきっちりと合わせることで、きれいに仕上がります。

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黒豆艶煮

黒豆艶煮

「黒くなるまで豆に働く」という意味を込めた黒豆煮。1日かけて水で戻したあと、たっぷりの水で2日間かけて24時間、火をつけたり消したりしてゆっくりと炊いていくのが、しわなくふっくら炊きあがるコツです。その後調味して煮ること1日。計4日間かかる大仕事ですが、作業はとても簡単です。

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おせち料理を作っていると、日本人が積み重ねてきた知恵をいくつも発見します。たまには失敗しつつ、年の暮れの恒例として、なにかひとつ、始めてみませんか?

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