シェフごはんコラム
魚の扱いが上手になる、和食の一汁一菜+おやつ
西京焼き

今回使ったのはブリの切り身。しかし魚の種類も選ばず、また肉でもおいしく作れます。
味噌床は、白味噌がベースです。今回は西京味噌を使いました。2~3回使うことができるので、気になる食材を色々と試してみましょう!
ポイントは、漬け込む材料(魚など)と味噌床の間にガーゼを挟むこと。この一手間で焼く時の手間が軽減されます。新しいガーゼの場合には、ガーゼについた糊を水洗いして落とし、固く絞ってから使いましょう。
仕上げに、煮切ったみりんを塗ると、照りが出て上品な姿になります。
あら汁〔潮(うしお)汁〕

あら(潮)汁の調理のコツは、何と言っても丁寧な下処理!血を流水で洗い落とし、水気を切って塩ふり。水で流してお湯にくぐらせ霜ふりし、鱗などを洗い流して初めて、クリアな味わいになります。
ただ、ここまでできたらあとは簡単。アクを取りながら弱火で火を入れ、味付けをして完成です。
アク取りのポイントは「かきまぜない」。おたまで鍋の中をかき混ぜるとアクが分散するため、静かに浮いたアクをすくい上げます。火が強すぎると、汁が白濁するので、火加減は弱めで作りましょう。
安倍川餅

切り餅で作る安倍川餅の作り方です。美味しさの決めては「黒蜜」!「佐とう」でお出している黒蜜レシピをアレンジ抜きで教えていただきました。
大事なのは黒糖選び。黒糖には不純物が多く入っているので、純度の高いものを選びましょう。
多めに作っておけば、白玉団子はもちろん、アイスクリームにかけるなど、様々に使えますね。
材料が揃えばあっと言う間にできる、優れものです。
日本人は古くからお米と野菜、魚介を食べてきました。おいしく食べるコツがあり、意外と簡単にできるのが和食の魚使いなのです。特に今回の2品は、小骨も少なく、食べやすいのも特徴。お肉好きの方も、たまにはこのような魚料理を試してくださいね。
文:一杉さゆり
写真:千々岩友美




