-
1
まず密閉容器を準備しておく。
今回は430ml容器を3つ用意しました。
焼酎やアルコールで消毒しておくとなお良いでしょう。
-
2
調味液を先に作っておきます。
濃口醤油、みりん、酒、砂糖を鍋に入れ沸かし、
厚削り節を入れて ひと煮立ちしたら常温まで冷ましておく。
-
3
花山葵は鮮度の良いものを求めます。
切り口からアクが回ったり、花が萎れているものだと辛味や香りが少し出にくくなります。
-
4
花山葵を水洗いし、
4センチ程度にザク切りにしてボウルに入れます。
大きめで余裕があるボウルがいいと思います。
-
5
砂糖大さじ1杯と小さじ1杯の塩を揉み込みます。
花山葵に刺激を与えて怒らせます。 この時はまだわかりにくいですが、この作業は後々とても重要になってきます。
-
6
鍋に80度のお湯を測って用意しておきます。
色々試した結果、この温度がポイントです。
70度でも90度でも香りや辛味が少し弱かったように思います。
-
7
花山葵をすぐ冷ませるように、あらかじめ氷水を準備しておくと良いです。
-
8
80度のお湯を
ボウルの花山葵の中にヒタヒタになるように入れ
10秒間軽くかき混ぜながら刺激を与えます。
完全に火を通す目的ではないので、すぐザルで水切りする
-
9
氷水に落とし、冷水にて軽く冷まします。
水にさらし過ぎると辛味が飛ぶので、手で水気が絞れる温度になったらザルあげしてしまいます。
-
10
最初に用意した密閉容器に水気を絞った花山葵を詰め、なるべく早く蓋をしましょう。
このまま冷蔵庫に入れ、
3時間ほど待ちます。 まだ調味液を入れてはいけません。
-
11
3時間ほど経つと辛味と香りが瓶の中で回り、蓋を開けた途端ツーンッとした香りがします。合わせておいた調味液を容器に入れ、再度 蓋をします。
-
12
容器を軽く振ってあげます。振ってあげることによって
空気と反応して花山葵さんが怒り始め、辛味や香りを出してくれます
一晩冷蔵庫に保存しましょう。
-
13
一晩経つと、花山葵が調味液と馴染んで漬かってきます。 もう食べても大丈夫です。日に日に少しずつ辛味や香りが減ってきますがこのまま瓶で2週間程美味しく食べれます。
-
14
花山葵の花を少しとっておいてお皿に添えたりすると、より美しい料理になるでしょう。
調味液に酢を加えても美味しいですし、日持ちも良くなったりします。お好みでどうぞ