シェフごはんコラム
秋の食材を使った、基本の和食
土鍋で栗ごはん
栗ごはんは前日に栗とごはんの仕込みを始めます。栗のむき方も教わったので、ぜひ参考にしてみてください。
小ぶりで甘みの少ない栗は、剥いた後に20分ほど蒸し、砂糖をまぶしておくことでぐっとおいしく。土鍋で炊く際には、米が沸いたら蓋をとり、箸で底を混ぜてから栗を投入するとツヤよく炊き上がります。
秋刀魚の蒲焼(肝焼き)
秋刀魚はつい塩焼きにしてしまう、という人も多いのでは? 是非一手間かけて、3枚におろして蒲焼きに挑戦してみましょう。秋刀魚は肝もおいしいので、蒲焼きに加えて旨みとコクを足すところが、プロの技。
秋刀魚のように、細長く身割れしやすい魚を3枚おろしにする際は、「大名おろし」という仕方でおろします。この方法も教えてもらったので、ぜひ参考にしてみてください。
【秋刀魚の大名卸し(三枚卸し)】
さつまいもの姿練り切り
見た目は焼き芋?でも実は、蒸したサツマイモを芯にして、餡の練り切りで包んだ和菓子です。練る力と根気が必要な一品ですが、作り方や材料はいたってシンプル。手土産で持っていくと、最初の見た目や、カットした時の断面の美しさに喜ばれることうけあい!練り切りの自作なんて、ちょっと自慢できる一品ですね。
お好みのサツマイモでぜひお試しください。
和食は、実は調理工程もそこまで難しくなく、使用する調理器具も最低限で作れる料理が多いかもしれません。旬の秋食材も簡単に手に入るものばかり。秋に彩られた、特別な食卓になりますよ♪