お店の逸品レシピ
玉ねぎのサルシッチャの詰め物 ピエモンテ風チーズソース
ピエモンテ州の郷土料理です。ローストした玉ねぎの中に自家製のスパイシーなサルシッチャがたっぷり詰まっています。玉ねぎの甘みとチーズの塩味、そしてサクサクしたアマレッティの程よい甘さのバランスが絶妙。仕上げにトリュフ(今の季節はサマートリュフ)をテーブルでかけ、香りとコクを華やかに演出した逸品です。
馬渡 剛 シェフ
1972年、東京都出身。多摩調理師専門学校卒業後、プリンスホテル入社。 イタリア料理を修行し、その後、1999年に渡伊。ピエモンテ州のアルバに程近い一つ星レストラン「La ciau del Tornavento」で4年半修業を積む。 帰国後、恵比寿のホテル東京ウェスティンで2年間勤務。 2007年10月に港区芝浦(田町駅近く)に「RISTORANTE La Ciau」をオープン。 La Ciau(ラ チャウ)とはピエモンテ州の方言で「鍵」を意味します。 「鍵とは閉める為でなく開けるもの」とイタリア修行時代のオーナーの言葉、皆様の笑顔のカギとなれたら光栄に思います。
玉ねぎの詰め物 チーズのソースとくるみ
サルシッチャの代わりに、合びき肉を使用。甘くてとろける玉ねぎとお肉の旨み、そしてチーズのコクを楽しんでください。ソースに入れる粉チーズに、ゴルゴンゾーラとタレッジョを加えるとより濃厚な味わいになります。
食卓が華やいで素敵な前菜になります。
写真:
プロのコツ
- 1.玉ねぎはオーブンでとろけるほど、柔らかくなるまで焼く
2.生クリームは煮詰め過ぎないこと
3.コーンスターチを入れることでとろみを出す
※料理時間は、玉ねぎをオーブンで焼く時間を除きます。